優勝ノリス、大量リードも、ウォールに触れるほどプッシュ「2位にできる限り大きなギャップを築きたかった」
2024年9月23日
2024年F1シンガポールGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスはポール・トゥ・フィニッシュ、オスカー・ピアストリは3位表彰台を獲得した。
ノリスはポールからリードを保ち、全周回をリードして、2位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に20.945秒差をつけて、3勝目を挙げた。レース終盤までファステストラップも維持していたが、60周目にダニエル・リカルド(RB)がフレッシュなソフトタイヤでタイムを更新、ノリスはグランドスラム(ポール、ファステスト、優勝、全ラップリード)達成とはならず、追加1ポイントも取り逃した。
シンガポールGPを終えた段階で、ドライバー選手権トップのフェルスタッペンと2位ノリスとの差は7ポイント縮まり、52ポイントとなっている。
ピアストリは、ファーストスティントはグリッドと同じ5番手を走行、上位勢では最も長いスティントを走ることで、セカンドスティントを他よりフレッシュなタイヤで走り、メルセデス勢を余裕でパスして3番手に浮上。しかしフェルスタッペンには届かなかった。
コンストラクターズ選手権では、首位マクラーレンが40ポイント獲得に対し、レッドブルは19ポイントにとどまったため、その差は41ポイントと大きく拡大した。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(62周/62周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
また優勝することができて、とてもうれしい。チームが素晴らしいパフォーマンスを発揮した。マシンが最高だったから、プッシュすることができたんだ。レース全体を通して速くて、集中して最後まで走りきることができた。
それでもとても厳しいレースで、(ウォールに触れて)危うい瞬間が何度もあった。タイヤが簡単にロックしてしまい、何度かそういう場面があったけれど、できる限りリードを広げたかったから、プッシュした。
オスカーが表彰台に上がれたのも良かった。彼はいい走りをしたと思う。ふたりでたくさんのポイントを獲得し、チームのハードワークに感謝する良い機会となった。
(大きなリードを築きながら、何度かウォールに触れるほどプッシュしたことについて聞かれ)トリッキーなレースだったけれど、1秒のリードで勝つことは望んでいなかった。できる限り大きなリードを築いて勝ちたかったんだ。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(62周/62周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
良いレースだった。昨日の予選から良い形で挽回できたし、表彰台に上れたのだから、素晴らしい結果だ。
マシンが本当に速かったし、良い戦略を使ってメルセデスの2台を抜くことができた。ターン1でジョージ(・ラッセル)に近付いたけれど、3番手に上がってから大きなギャップを縮める必要があったから、あまり大きなリスクを取らなかった。
マシンが週末を通して最高の状態で、チームに大量のポイントを持ち帰ることができた。彼らのハードワークに感謝する。この後、少し休んで、またオースティンで戦おう。
(autosport web)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


