ルクレール、ニューウェイ獲得失敗に失望なし「個人よりグループが重要。フェラーリの技術陣営は極めて優秀」
2024年9月29日
フェラーリが伝説的なF1デザイナーであるエイドリアン・ニューウェイをマラネロに引き込もうと最大限の努力を払ったにもかかわらず、ニューウェイはアストンマーティンを選んだ。これについて「失望していない」と、シャルル・ルクレールは述べている。
今年の春、ニューウェイが約20年間在籍したチャンピオンシップ制覇チームであるレッドブルを離脱することが発表された後、ニューウェイの移籍先の最有力候補としてフェラーリが浮上した。
しかし、ニューウェイが今年6月にアストンマーティン本社を秘密裏に訪問し、チームオーナーのローレンス・ストロールと会談したというニュースが流れ、次第にアストンマーティン加入の可能性が注目されるようになった。
最終的にニューウェイは、フェラーリではなく、アストンマーティンでF1での素晴らしいキャリアを続けることを選んだ。
ニューウェイがフェラーリと契約するのではないかと言われていたころ、ルクレールはそれを「素晴らしいこと」と語っていた。しかしアストンマーティンの発表を受け、ルクレールはニューウェイの決断に改めて敬意を示すとともに、フェラーリには彼なしでも戦える能力があると述べた。
「いいや、落胆はしていない」と、ルクレールはアゼルバイジャンGPの週末にメディアに対して語った。
「僕たちが努力しなかったとか、エイドリアンと話していなかったというわけではない」
「つまり、話し合いがあったことは知っていた。そして彼は決断をした。僕たちは彼の決めたことを尊重している」
フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールは、交渉を行ったが、見解の相違により最終的に合意に至らなかったと述べている。
ニューウェイの比類ない専門知識をフェラーリの技術チームに加えることは魅力的なプランだっただろうが、ルクレールはスクーデリアのアプローチは常に個人の才能ではなく団結を重視してきたと強調した。
「結局のところ、フェラーリとして、僕たちは常に個人よりもグループを重視してきた」とルクレールは言う。
「もちろんエイドリアンは素晴らしいことを成し遂げてきた。でも僕たちには、素晴らしいグループがいる。今後トップに返り咲くために、極めて強力なチームがいることに疑いの余地はない」
7月には、フェラーリでシャシー担当テクニカルディレクターを務めたエンリコ・カルディレが離脱すること、彼がアストンマーティンにF1チーフテクニカルオフィサーとして加入することが発表された。
フェラーリはエンジニアリング部門の再編に迅速に取り組み、シャシー担当テクニカルディレクターにロイック・セラを任命することを9月に発表した。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

