フェルスタッペン予選2番手「0.356秒は予想以上の差。一度も快適に走れなかった」レッドブル/F1第15戦
2024年8月25日
2024年F1オランダGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2番手、セルジオ・ペレスは5番手だった。
Q3最初のアタックラップを終えた段階で、フェルスタッペンはマクラーレン勢に続く3番手。ラップ終盤、縁石に激しくヒットしたフェルスタッペンが、チームにフロアのチェックを依頼する場面もあった。
フェルスタッペンは、最後のアタックラップでランド・ノリスの暫定ポールタイムを抜いてトップに立ったが、ノリスがその後、大幅にタイムを更新、フェルスタッペンを0.356秒も上回ってみせた。そのため、フェルスタッペンは母国グランプリを2番グリッドからスタートすることが決まった。
ペレスはQ3を新品ソフトタイヤ1セットで戦わなければならなかったため、終盤にアタック、5番手となった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 17番手(1分24秒360:インターミディエイトタイヤ/3周)
予選 2番手(Q1=7番手1分11秒393:ソフトタイヤ/Q2=7番手1分10秒811:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分10秒029:ソフトタイヤ)※順位はアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)のタイム除外後
今日はポールポジション争いができなかった。マシンの競争力をできる限り高めるために全力を尽くしていく。
フロントロウを確保することができてよかった。思っていたほどトップとの差は小さくなかったけれど、明日どうなるかを見てみる。このトラックは風が強いので、マシンバランスの最適化を目指していく。昨日の限られたロングランを分析し、明日のマシンの様子を見ていこう。
これまで僕たちはレースでは強力だったので、それは明るい材料だ。タイヤのデグラデーションも影響するだろう。今夜どれぐらい雨が降るかを見て、明日の展開を見極める必要がある。
純粋なペースの面でマクラーレン勢に勝つのは難しいだろうが、F1では何が起きてもおかしくないので、状況を見ていくよ。明日、母国の観客の前でベストを尽くし、どの位置まで行けるかだ。
(予選後にメディアに対して語り)快適に走れたと感じたことは一度もなかった。走行するたびに、ひとつかふたつのコーナーで、大量にタイムを失っているように感じた。Q3最初のラップは悪くはなかった。それでもう少しプッシュしようとしたら、すべてがきわどい感じになった。僕たちのマシンは風に対してとても敏感に反応するようだ。
そのため、走行するたびに違うことをやっていた。毎回バランスが変わるから、とても苦労した。
自分がポール争いをしているとは一度も感じなかった。だからフロントロウにつくことができてハッピーだ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 20番手(ノータイム/2周)
予選 5番手(Q1=1番手1分11秒006:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分10秒678:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分10秒416:ソフトタイヤ)
予選は順調だったけれど、Q1でルイス(・ハミルトン/メルセデス)から妨害されたことでラップが台無しになり、それが残りの予選に影響した。Q3を新品タイヤ1セットで戦わなければならなかったんだ。仕方がないことだし、僕たちにはペースがあるから、明日は強さを発揮できるだろう。
プラクティスセッションで抱えていた問題のいくつかを解決し、マシンを改善することができたので、その点はよかった。
今週末はコンディションが難しく、特に今日は風が強かった。手にしているデータを活用して、パフォーマンスを最大限に引き出すことが重要だ。
全体的に見て、今日の5番手は堅実な結果だと思う。この位置から上位グループと戦うことができるだろう。明日の目標は、スタートで順位をいくつか上げて、良い結果を確保することだ。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


