最新記事
- 【F1第17戦無線レビュー(1)】「わかった。...
- 2026年F1タイヤテストがスタート。アストンの...
- 角田裕毅がデニムデザインのマシンでシンガポ...
- シルバーアローがペトロナスグリーンに。メル...
- ローソンとシートを争うリカルド、バクーで輝...
- 2024年F1第18戦シンガポールGP TV放送&タイ...
- 【SNS特集】F1アゼルバイジャンGP:1年でどん...
- PU交換、バランスは最悪「本当に腹立たしい」...
- ルクレールを30周抑え続けたピアストリの走り...
- 「タイヤ寿命は彼らより長いと考えていた」判...
- 2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝トップ...
- 2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝トップ...
本命視されながらライバルを上回れなかったマクラーレン。代表は絶好機を逸したとは考えず/F1第14戦
2024年7月31日
7月28日に行われたベルギーGP決勝の終盤、ランド・ノリス(マクラーレン)はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にさらに2ポイントを奪われたが、マクラーレンのチーム代表アンドレア・ステラは、チームがスパ・フランコルシャンでチャンスを逃したとは考えていない。
イギリスのチームは、先週末のグランプリで優勝候補の本命だと広く考えられていた。また彼らは『MCL38』のペースに自信を持っており、土曜日のウエットコンディションでより競争力を高めるために妥協することはなかったが、それがノリスとオスカー・ピアストリがQ3でそれぞれ5番手と6番手タイムを出すに留まった主な要因となった。
しかし、最終ピットストップまでの周回で、初めて前方が開けたときにピアストリが出したスピードがレースペースを充分に表していたとすれば、ふたりのドライバーは他のライバルについていくのが非常に難しく、オーバーテイクはタイヤのパフォーマンスに大きな差がなければ不可能だったことを理解していただろう。
ステラは、チームがチャンピオンシップにおけるフェルスタッペンのアドバンテージを大きく削る絶好の機会を逃したことを否定しつつも、全体的なレース運びはもっとうまくできたはずだと認めた。
「そうだね、もし完璧な週末を過ごせたなら、昨日はひとつかふたつ上のポジションで予選を通過できたケースがいくつか見られたかもしれない。それでもレッドブルに勝てたとは思わない。我々には充分なグリップがなかった」
レースの分析に移ったステラは、「ランド(・ノリス)の1周目にちょっとした問題があり、オスカー(・ピアストリ)のピットストップでも少々問題があった。完璧なレースではなかったが、現実には誰も完璧なレースなどできない。それは不可能だ」とあらためて強調した。
「チームとしての我々にある一貫性と安定性のレベルには、非常に満足している。我々はドライバーたちがすべてのレースでポイントを獲得している唯一のチームだ。これまでのところ信頼性が非常に高く、連続して何ポイントを獲得したか数え切れないほどだ。表彰台も10回連続で獲得しているかもしれない。確かに、もっと良い結果を出せるチャンスはたくさんあったが、全体的に見れば非常に強力で一貫性のあるチームだし、これは注目すべきことだ」
そして、このイタリア人エンジニアはノリスがドライバー選手権でフェルスタッペンにさらに差をつけられたことから注意をそらしながら、ポジティブな面に目を向けて次のように指摘した。「レースの展開を考えると、レッドブルからポイントを奪えたことは依然として重要だと思う。なぜなら、レース前に『レッドブルからポイントを奪える』と言われても、信じられなかったと思うからだ。フェルスタッペンが抜きん出ていると考えていた」
「昨年のレースを見れば、ペレスはフェルスタッペンから10秒か15秒遅れでワン・ツー・フィニッシュを飾っていたことが分かる。今日我々は8ポイント差を縮めた。今のところ42ポイント差をつけられているが、私はこのことを前向きに捉え、今後もチャンスのために努力を続けるつもりだ」
(Grandprix.com
Translation: AKARAG)
関連ニュース
9/13(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/14(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/15(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 313 |
2位 | ランド・ノリス | 254 |
3位 | シャルル・ルクレール | 235 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 222 |
5位 | カルロス・サインツ | 184 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 166 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 143 |
8位 | セルジオ・ペレス | 143 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 58 |
10位 | ランス・ストロール | 24 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 476 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 456 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 425 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 309 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 82 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第17戦 | アゼルバイジャンGP | 9/15 |
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |