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接触への見解、レースの取り組み方は三者三様「違うアプローチが必要な人もいる」「誰に対しても同じやり方で戦う」
2024年7月5日
F1第11戦オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランド・ノリス(マクラーレン)のインシデントは、もちろん今もシルバーストンで話題となっていたが、ほとんどのドライバーが、素晴らしく激しいレースだったと考えているのは興味深いことだった。なかには、避けられた衝突を引き起こしたとして、フェルスタッペンが10秒のペナルティを科されたことに驚いたドライバーもいた。
例によって、一部のドライバーは自身が過去に受けたペナルティに関する問題を吐き出すためにこの質問を利用した。しかし、ひとりのドライバーはその質問に巻き込まれることを望まなかった。インシデントについての意見を尋ねられたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、「そのことについては何も考えていない」と即答した。そして、将来フェルスタッペンとどのようにレースをするかについて、隣に座っていたノリスにアドバイスをしたいかと尋ねられても、ハミルトンは「僕がそうする必要はないと思う。彼らは長年にわたり互いに競い合ってきた」と答えただけだった。
FIAが現在対処しなければならない問題は、2021年にハミルトンとの間に起きた複数回の衝突についてフェルスタッペンが適切なペナルティを受けなかったことの結果だ、とマクラーレンのアンドレア・ステラ代表が述べたことについても、ハミルトンは「僕はそうは思わない」とだけ述べた。その時にはノリスも面白がって、「ルイスも2年か3年前なら同意していただろうね! 100%そうだ」と口を挟んだ。
ドライバーがレースにどう取り組むかという点では、ほとんどのドライバーが誰に対しても同じようにレースに臨むと主張したが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のように、「少し違ったアプローチをしなくてはならないドライバーが2、3人いる」と語るドライバーも数人いた。アロンソは名前を明かさなかったが、「それが誰なのかは知られていると思う」と語った。
一方、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、レッドブルリンクでの自身とフェルスタッペンのバトルとの類似点を挙げ、周囲に次のことを思い出させた。
「イメージを見ると、2022年に僕がマックスに外側から圧力をかけ、彼が縁石に乗り上げなければならなかったという、とてもよく似た状況があったと思う。だから、どちら側からも避けられたことだったと思う」
「僕は誰に対しても常に同じやり方で戦うつもりだ。それは主に自分が置かれている状況による。チャンピオンシップで6位を争っていてマックスが100ポイントリードしているのなら、もちろん彼とはそれほど激しく戦わないかもしれない。でも優勝の可能性があれば、誰と戦おうと常に全開で行くつもりだ」
「ドライバーたちのことをさらによく知るようになる。マックスはおそらくグリッド上で最もよく知っているドライバーだ。僕たちは2010年以来、かなり長い間、お互いに競い合ってきたからね。それぞれのドライバーがどう反応するか、どう戦うか、どう守るか、どう攻撃するかは、だいたいわかっていると思う」
ルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツは、最も警戒すべきドライバーとして世界チャンピオンを名指しすることに不安を感じていない唯一のドライバーであり、次のように語った。
「僕は誰に対しても同じように、厳しく、しかし公平にレースをする。でも、マックスとホイール・トゥ・ホイールで走ると、他のドライバーよりも接触する可能性が高くなるのは誰もが知っていることだ!」
(Grandprix.com)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

