ヒュルケンベルグ「最初の10周はうまくいったが、路面が乾きそれまでの努力が“巻き戻し”に」:ハース F1第9戦決勝
2024年6月11日
2024年F1第9戦カナダGPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは11位、ケビン・マグヌッセンは12位でレースを終えた。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=11位(70周/70周)
17番グリッド/タイヤ:フルウエット→インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム
ツノダ(裕毅)がスピンした時には、「マジか!」と思いながら反射的に動いた。どうにか避けることはできたけど、ほんの数ミリだったんじゃないかな。衝撃に備えて身構えていたよ。
最初の10周ほどは本当にうまくいっていた。けれども、そこからは路面が乾き始めて、それまでの努力がすべて「巻き戻し」になった。まあ、そういうシナリオもあることは分かっていたんだ。ミスもなくクリーンなレースだったと思うけど、セーフティカーのタイミングに関してはアンラッキーで、チャンスをつかみ損ねたように感じている。レース後半にスリックに履き替えるのを少し遅らせたのは、あれで良かったと思う。第1セクターはまだコース上にとどまるだけでも難しいほどだったからだ。実際、そこでいくつかポジションを上げられたしね。
その後はずっとトレイン状態の中で走っていたが、僕のクルマはダウンフォースが強めで、ストレートではカモにされた。DRSを使えないと、ものすごく遅かったんだ。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=12位(70周/70周)
14番グリッド/タイヤ:フルウエット→インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム→ミディアム
レース中に訪れた様々なチャンスを、最大限に生かせなかったと感じている。それを結果につなげることもできなかった。その意味ではガッカリしているよ。(レース直後の)現時点ではちょっと記憶が曖昧な部分もあるから、あとでしっかり見直して、どうしてチャンスを生かせなかったのかを解明しておくつもりだ。
とにかく、チャンスがたくさんあったことは確かなのに、結果としてポイントは獲れなかった。僕のピットストップはひとつがものすごく遅くて、もうひとつは「中くらい」の遅さだった。フルウェットからインターに履き替えるタイミングが早すぎたとも思っている。レース序盤には、何かスゴいことが起きそうな気がしたが、結局は報われなかった。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


