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リカルド8位「ペナルティの後、何とか入賞圏内に戻れて嬉しい」ジャンプスタートはクラッチの問題とチーム/F1カナダGP

2024年6月11日

 2024年F1カナダGP決勝で、RBのダニエル・リカルドは8位入賞を果たし、4ポイントを獲得した。


 5番グリッドのリカルドは、スタートで7番手に落ち、しかもジャンプスタートをしたとして、5秒のタイムペナルティを受けてしまう。これについてビークルパフォーマンス責任者ギヨーム・デゾトーは、リカルドはスタート手順を正しく実行しているため、マシン側の問題、おそらくクラッチの問題により、ほんのわずかマシンが動いてしまったようだとコメントした。チーム代表ローレン・メキースも、スタート時にクラッチの問題が発生したとして、それによるペナルティで何ポイントかを失ったと述べている。


 1回目のセーフティカー出動中にペナルティを消化、リカルドはセカンドスティントで11番手に落ちてしまい、ドライタイヤへの交換の後は12番手を走行するが、最終スティントの中でポジションを上げ、8位でフィニッシュした。

ダニエル・リカルド(RB)
2024年F1第9戦カナダGP ダニエル・リカルド(RB)


■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=8位(70周/70周)
5番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→ミディアム

スタート直後のダニエル・リカルド(RB)
2024年F1第9戦カナダGP スタート直後のダニエル・リカルド(RB)


 今回は出だしから良い週末だった。難しいコンディションで、今日はこんな風にクレイジーなレースになったことを考えると、ポイント獲得という結果で終えることができてうれしい。


 ジャンプスタートでペナルティを受けた。ライトを無視していないことは分かっていたので、混乱した。でも、スタート中に、マシンが動いている感じがしたことを思い出した。マシンに問題があったので、この後、確認する。でもこのことで、僕たちは後退することになった。


 インターミディエイトへの交換でピットストップした時、ステイアウトしたマシンの後ろに下がって、いくつかポジションを落とし、新しいタイヤからもパフォーマンスをあまり引き出せなかった。


 入賞圏外に下がってしまい、レースが僕たちの手から離れていくように思えた。でも終盤に路面が乾いてきて、ミディタムタイヤを履いた後、何台か抜いて、トップ10に戻ることができた。少しほっとしたよ。


 今回はかなりスムーズな週末を過ごせたのでうれしい。後続の他の中団チームに対するギャップを広げることもできた。

ダニエル・リカルド(RB)とファン
2024年F1第9戦カナダGP ダニエル・リカルド(RB)とファン



(autosport web)


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