最新記事
- 「全員が自分たちの文化に忠実であり続けた」...
- 2026年F1レギュレーション主要変更点まとめ:...
- HRCがミズノとパートナーシップ契約を締結。2...
- 2026年F1新システムの正式名称が発表に。『オ...
- 親友ノリスのF1初王者にフェネストラズ「ドキ...
- 【ギャラリー】FIAとF1、2026年新世代マシン...
- 離脱したマルコの役割は分割か。引き継ぎ候補...
- 新たなコンコルド協定の合意により、FIAがF1...
- キャデラックF1が大きな節目をクリアか。シャ...
- ウイリアムズのボウルズ代表、ガルフ12時間レ...
- FIA、F1新システムの名称を見直しへ。ファン...
- ホンダが2026年新世代F1パワーユニットの発表...
レッドブル&HRC密着:RB20に5つのアップデートを実施。初日は「期待ほどパフォーマンスはよくなかった」と不安が残る
2024年5月18日
ヨーロッパラウンド開幕戦となったF1第7戦エミリア・ロマーニャGPで、レッドブルは大規模なアップデートを行ってきた。レッドブルがイモラに持ち込んだ新しい空力パーツは5点だ。
1点目のフロントウイングはエンドプレート前縁の位置を変更するとともに、フラップエレメントの3枚目と4枚目のプロファイルを再設計した。2点目はノーズで、ノーズボックスのフェアリングがフロントウイングのフラップエレメントの変更に合わせて変更され、カメラの設置位置が変更された。3点目はフロアエッジで前方部分のエッジが再配置されている。フロアは前方の上面がわずかに下げられているという変更も施され、これが4点目。最後の5点目はリヤコーナーで、ブレーキ冷却の出口状態を改善するため、リヤホイールのボディワークを変更している。

レッドブルのアップデートを自チームのエンジニアと真剣に見つめていたのが、マクラーレンのアンドレア・ステラ代表だ。マクラーレンは前戦マイアミGPで大幅なアップデートを行い、優勝した。今回もアップデートを行ったが、2点だけ。5点ものアップデートを行ってきたレッドブルのマシンが気になって見に来たようだ。
ところが初日、レッドブルは投入したアップデートを活かし切ることができなかった。
フリー走行1回目、マックス・フェルスタッペンはチームメイトのセルジオ・ペレスに及ばず5番手に終わると、フリー走行2回目はペレスを上回ったものの、ポジションをさらに下げて7番手に終わった。
順位だけでなく、内容も悪かったのが不安だ。というのも、フリー走行ではフェルスタッペンがアクアミネラリで何度かコースアウトしていたからだ。これだけコースアウトするフェルスタッペンを見るのは、あまり記憶がない。
「ターン11(アクアミネラリ)は最悪だ。まったくグリップがない」
タイムが出ないだけでなく、フェルスタッペンは明らかにマシンに不満を募らせていた。
セッションが終了してガレージに戻されたマシンから降りたフェルスタッペンは、担当エンジニアだけでなく、ヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)とも会話することなく、ガレージの奥に消えていった。
その後、チームからフェルスタッペンのこんなコメントが載せられたリリースが届いた。
「今日は難しい1日だった。バランスを取るのが難しかったし、マシンのフィーリングもよくなかった。コーナーでマシンが不安定で、いくつかのポイントでは簡単にグリップを失ってしまった。期待したほどパフォーマンスがよくなかったし、快適ではなかった。予選で競争力を発揮するためには、いくつか改善しなければならないことがある。今日はペースが上がらなかったが、まだプラクティスセッションなので、明日に向けて何ができるか検討し、週末がどうなるかを見ていきたい」
果たして、レッドブルは土曜日に挽回できるか。金曜日の夜は、セッションよりも忙しい時間となりそうだ。
(Masahiro Owari)
関連ニュース
| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


