F速

  • 会員登録
  • ログイン

メルセデスF1の大型アップグレードがモナコに登場。“ゼロ・サイドポッド”コンセプトから脱却

2023年5月26日

 メルセデスF1チームは、F1モナコGPに大規模なマシンアップグレードを持ち込むことを明らかにしていたが、その一部がモナコ前の木曜、明るみに出た。W14のアップグレードの主な対象は、サイドポッド、フロントサスペンション、フロアだ。


 2022年、2023年と、トップ争いができるパフォーマンスを発揮できずにいるメルセデスは、マシンの哲学を変更、“ゼロ・サイドポッド”から離れることを決めた。最初の大きなアップグレードは、5月のエミリア・ロマーニャGPで投入される予定だったが、大災害のためにグランプリが中止になったため、モナコで新パッケージをデビューさせることになった。


 モナコGP前の木曜、ガレージでの準備が進められるなかで、W14の新パーツの一部が公にされることとなった。サイドポッドはこれまでの独自のスタイルから脱却し、より幅広く、より一般的な、ダウンウォッシュコンセプトへと変更された。ドライバーのフィーリングを改善するために変更されたフロントサスペンションは、トップウィッシュボーンが車体のより高い位置に取り付けられたデザインになっている。

2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14の新サイドポッド
2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14の新サイドポッド

2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14の新サイドポッド
2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14の新サイドポッド

2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14の新フロントサスペンション
2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14の新フロントサスペンション

2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14
2023年F1第6戦モナコGP メルセデスW14


 フロアについては詳細が判明していないが、アンダーフロア・トンネルの形状が大きく変更されたと『Sky Spots』は伝えている。


 これらの変更により、メルセデスはドライバーたちに、より安定し、挙動が予想しやすいマシンを提供しようとしている。トト・ウォルフ代表によると、今回のアップグレードは、新しい方向性への第一歩にすぎないということだ。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

5/3(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/4(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/5(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ131
2位ランド・ノリス115
3位マックス・フェルスタッペン99
4位ジョージ・ラッセル93
5位シャルル・ルクレール53
6位アンドレア・キミ・アントネッリ48
7位ルイス・ハミルトン41
8位アレクサンダー・アルボン30
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム246
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム141
3位オラクル・レッドブル・レーシング105
4位スクーデリア・フェラーリHP94
5位ウイリアムズ・レーシング37
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号