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舞台は中東へ―次戦はバーレーンGP

2004年3月24日

 日曜にマレーシアGPが終了してチェッカーが振られ、優勝のお祝いが一段落すると、興味の対象は、次戦ガルフエア・バーレーン・グランプリに移る。

 そう、FIA F1世界選手権第3戦は、もう約2週間後に迫っている。中東のスポーツ史上初めて、F1がバーレーンで開催されるのだ!
 2年間の構想と16カ月の建設作業がついに実を結び、試されるときが来た。最大のスポーツイベントが町にやってくるのだ。まもなく、F1チームやテレビ放送の関係者、モータースポーツの記者やカメラマン、またドライバーやそのマネージメント、その他のF1関係者らが、続々とバーレーンに到着する。
 そのほとんどが、中東を訪れるのは今回が初めてとなる。その全員にとって、この訪問はユニークな体験となるだろう。昨年、このレースのカレンダー入りが発表されて以来、それを誰もが楽しみにしていたはずだ。
 今週中に、地上最速のショーのために必要なものすべてが、航空便で到着しはじめる。フェラーリ、BMWウイリアムズF1、ルノーF1、マクラーレン・メルセデス、ジャガー、トヨタ、BARホンダ、ザウバー・ペトロナス、ジョーダン、ミナルディのレースカーが、飛行機の運搬用パレットに固定されて到着する。デザインの最先端をいくF1の最高の技術を集めた備品が梱包されたケースや木枠や箱も届き、さらに、レースの生中継に必要なテレビ用の装置もバーレーン・インターナショナル・サーキットにやってくる。
 空港と輸送便は、交通と人の往来の増加に応えるべく、何カ月も前から計画が立てられてきたが、その最初の試練に出会うことになる。マナマじゅうのホテルが宿泊客であふれはじめ、レストランはすでに予約でいっぱい、ショッピングモールや有名なスーク(市場)には、ドライバーやその妻や友人たち、チームの代表や技術者やエンジニア、メディア関係者らが大挙してやってくる。レースの呼び起こす興味と興奮は、バーレーンの国中を沸き立たせ、その地方一帯にも波及しようとしている。ドバイやアブダビ、ドーハといった各都市から、飛行機の臨時便に乗って大勢の観客が訪れる。何千人もの観客がサウジアラビアから陸路を通ってやってくる一方、東西南北すべての方向から空路でやってくる観客たちもいる。
 ミハエル・シューマッハーは、今年最初の2戦で優勝したが、2週間後のガルフエア・バーレーンGPでは何が起こるかわからない。約2週間後には、中東唯一の勝者が生まれるのだ。
 F1開催まで、すでに2週間を切っており、この夢を実現するために重ねられてきた努力が、ついに実を結ぼうとしている。04.04.04(2004年4月4日)は、バーレーン国にとって記念すべき日となるだろう。




レース

9/13(金) フリー走行1回目 18:30〜19:30
フリー走行2回目 22:00〜23:00
9/14(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/15(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン303
2位ランド・ノリス241
3位シャルル・ルクレール217
4位オスカー・ピアストリ197
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン164
7位セルジオ・ペレス143
8位ジョージ・ラッセル128
9位フェルナンド・アロンソ50
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング446
2位マクラーレン・フォーミュラ1チーム438
3位スクーデリア・フェラーリ407
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム292
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム74
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム28
8位BWTアルピーヌF1チーム13
9位ウイリアムズ・レーシング6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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