F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

特例によるハータのF1スーパーライセンス取得が認められなかった件について、インディカードライバーらが非難

2022年9月22日

 インディカードライバーのアレクサンダー・ロッシとグラハム・レイホールは、コルトン・ハータのスーパーライセンスについての厳しい状況について意見を述べたが、ふたりともF1とFIAが才能あるハータを拒絶したことを非難している。


 今月初め、ハータはアルファタウリにおけるピエール・ガスリーの後任候補に浮上した。その理由は、ガスリーがアルピーヌに移籍を希望していたからだ。しかしながら、ハータは十分なスーパーライセンスポイントを持っておらず、スーパーライセンスを獲得できないので、レッドブルはFIAに特例によるスーパーライセンス取得を働きかけた。


 残念ながら、この件についてFIAの反応は鈍く、一部のチームやF1のCEOであるステファノ・ドメニカリからもハータにフリーパスを与えるべきではないという意見が表明されたため、レッドブルは今週ハータ獲得を断念した。

コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)
コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)


 2012年にマルシャでレースをした最後のアメリカ人F1ドライバーであるロッシは、ツイッターでスーパーライセンスポイントシステムを批判した。


「僕は長いこと沈黙していたが、もういいだろう。スーパーライセンスポイントについて、このようなやりとりにうんざりしている。その前提は、お金を払ってF1に参入する人々を防ぎ、才能が動機づけの要因になるようにするためのものだ。それは素晴らしいことだ。コルトンがF1に行ける才能と能力を持っていることは誰もが認めるところだ。彼がそのチャンスをオファーされ、それを掴むことができたら素晴らしいことだ。それだけだ」


「モータースポーツは、才能より金がものを言う世界のなかで大きく注目されるスポーツであることに変わりはない。残念だが、僕が思うに根本的な問題はスポーツの要素がビジネスの要素より後回しにされがちだということだ。一部のチームが資金面の後ろ盾だけを頼りにドライバーを選ぶのをやめるための方法を導入しなければならないだろう」


「結局のところ、欲からだろうが必要性からであろうが、これまでに下された決断は、コルトンがキャリアパスを変更してF1に参戦するかどうかを自身で決定する機会を失わせてしまった。ライセンスのポイントのことではない」


 ロッシのインディカーでのライバルであるレイホールも、ハータの苦境の顛末に感心していない。


「F1はエリート主義のスポーツだ。彼らは僕たちのことを求めていない。それは覚えておくべきだ。彼らが欲しいのはアメリカ企業の金かアメリカの裕福な者たちの金だ。その他のことは気にもかけていない。今までもそうだったし、これからもそうだったろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

11/29(金) フリー走行 22:30〜23:30
スプリント予選 26:30〜27:14
11/30(日) スプリント 23:00〜24:00
予選 27:00〜
12/1(日) 決勝 25:00〜


ドライバーズランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン403
2位ランド・ノリス340
3位シャルル・ルクレール319
4位オスカー・ピアストリ268
5位カルロス・サインツ259
6位ジョージ・ラッセル217
7位ルイス・ハミルトン208
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ63
10位ニコ・ヒュルケンベルグ35

チームランキング

※ラスベガスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム608
2位スクーデリア・フェラーリ584
3位オラクル・レッドブル・レーシング555
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム425
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位マネーグラム・ハースF1チーム50
7位BWTアルピーヌF1チーム49
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
第23戦カタールGP 12/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd19 アメリカ&Rd20 メキシコ&Rd21 ブラジルGP号