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【角田裕毅F1第16戦密着】ストレートスピードとブレーキングに問題なし。マシンの方向性を決め、まとめあげることに専念

2022年9月10日

 前戦オランダGPでシートベルトが緩んだまま走行したとして、今シーズン5回目の戒告処分を受けたため、このイタリアGPで10グリッド降格ペナルティを科せられた角田裕毅(アルファタウリ)。


 チームはモンツァのコース特性と今後のパワーユニット戦略を見据えて、このイタリアGPでパワーユニットの交換を行った。今シーズンここまでの角田の予選平均ポジションは13.6番手なので、戒告処分の累計ペナルティの10番手降格だけでも、最後尾スタートとなる。それならば、残り6戦を万全に戦うために新しいパワーユニットをここで投入したほうがメリットがあるためだ。

【角田裕毅F1第16戦密着】
角田は戒告処分によるペナルティの消化と同時に、新しいパワーユニット(PU)を投入した


 そんな状況でスタートしたイタリアGPで、角田のメインターゲットはレースに向けたセットアップ調整となった。しかし、グランプリ初日の段階で、セットアップは決まっていなかった。


「ミディアムタイヤでしかロングランはしていませんが、まだ改善しなければならないので、そのあたりを今晩取り組みたいと思います」(角田)


 モンツァはストレートスピードとブレーキングがポイントになるが、問題はそこではないという。


「ストレートスピードとブレーキングに関してはまったく問題なくて、ミディアム・ハイスピードコーナーでグリップをそれほど感じられずにバランス変化を起こしていたり、低速コーナーの出口でのトラクションに課題があるという状況です。いまはクルマの方向性がバラバラなので、エンジニアと話し合ってセットアップをどちらかに振って、まとまりのあるクルマに仕上げたいと思います」(角田)

角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第16戦イタリアGP 角田裕毅(アルファタウリ)


 そんな角田に、フリー走行後、悪い知らせが届く。フリー走行2回目でミック・シューマッハー(ハース)がコース脇に止まって5コーナーで黄旗が出された際、その後方でアタックラップに入っていた角田が速度を十分に落とさなかったとして、3グリッド降格のペナルティを受けてしまった。


 すでに最後尾降格が決まっているため、このペナルティ自体はレースに向けて大きな影響はないが、このペナルティで角田はペナルティポイントも2点加点され、過去12カ月での累計が8点となった。12点に達すると、その直後のレースへの参加が認められなくなる。


 F1ドライバーとして初めて出場する日本GPへ、これ以上のペナルティを犯すことは許されない状況となっている。



(Masahiro Owari)


レース

3/14(金) フリー走行1回目 10:30〜11:30
フリー走行2回目 14:00〜15:00
3/15(土) フリー走行3回目 10:30〜11:30
予選 14:00〜
3/16(日) 決勝 13:00〜


ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

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