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レッドブル&HRC密着:空力効率のいいマシン、PU、フェルスタッペンの成長。3要素が僚友すら寄せつけない速さに繋がる
2022年8月29日
レッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧倒的な速さを見せつけて、F1第14戦ベルギーGPを勝利した。
なぜ、フェルスタッペンは今年のベルギーGPでライバルたちを席巻したのか。クリスチャン・ホーナー代表によれば、「このサーキットは我々の強みを発揮してくれたと思う。我々のマシンは空力効率が非常にいい。さらに、そのマシンの性能を引き出すいいセットアップを見つけたことも、今週末、マックスが驚異的なパフォーマンスを披露した要因となった」という。
しかし、理由はそれだけではない。スパ・フランコルシャン・サーキットのパドックでは、レッドブルのマシンがこのベルギーGPでさらに軽量化してきたからだと指摘する者は少なくない。そのなかでは新しいシャシーを投入したのではないかという者もいた。
レース後、新しいシャシーに関する質問に対して、ホーナーは否定していたものの、フェルスタッペンのセクター2での脅威的な速さを考えると、今回レッドブルはなんらかの軽量化を図ってきたことは十分に考えられる。
さらにパワーユニットの性能も忘れてはならない。パワーユニットに関してはシーズン開幕前にホモロゲーションされているため、このベルギーGPで性能が上がったということはない。ただし、週末にトラブルを起こさずに走り切ることも勝つために重要であり、その点で今シーズン、HRCが開発・製造したパワーユニットは素晴らしい仕事をしていると言っていいだろう。
そのことは、ベルギーGPの表彰台にHRCの吉野誠(チーフメカニック)が登壇したことでもわかる。クリスチャン・ホーナー代表は、吉野メカニックを選んだ理由を次のように応えた。
「ヨシはチームメカニックとして、本当に素晴らしい仕事をしてくれている。 今日の1-2フィニッシュは、本当にチームの勝利だと思っている。それは、ここにいる全員や我々のファクトリーであるミルトン・キーンズにいるチーム全員だけでなく、我々とサポートしてくれているHRCのスタッフも含めてだ。今日のようなパフォーマンスを実現するためには、舞台裏で多くのハードワークが必要であり、この勝利に貢献してくれたHRCに感謝するいい機会だと考えて、HRCを代表してヨシに表彰台に上がってもらった」
そして、最後の要因は、フェルスタッペンの成長だ。フェルスタッペンの速さはライバル勢だけでなく、同じマシンに乗るチームメイトのセルジオ・ペレスをも寄せ付けなかった。ホーナーは言う。
「いずれ表彰台圏内に入るだろうとは考えていたが、全員がピットストップを終えた18周目にトップに立つとは、我々の想像を遥かに超えた速さを今日のマックスは披露した。今日の1-2フィニッシュは2010年か2013年以来の最も優れたパフォーマンスのひとつだろう」
2022年のベルギーGPは、レッドブルとHRC、そしてフェルスタッペンの黄金時代の幕開けを示す完勝として、長く記憶に残るだろう。
(Masahiro Owari)
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5/24(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/26(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |