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【角田裕毅F1第14戦密着】セットアップ変更は期待通りに進むも、セクター2で大幅ロス「最後は攻めるしかなかった」
2022年8月28日
「ただ、悔しいだけです」
Q1で敗退したF1第14戦ベルギーGPの予選後、ミックスゾーンにやってきた角田裕毅(アルファタウリ)は、小さな声でそう言って肩を落とした。その悔しさは、何に対してなのか。自分に対してなのか? それとも、アタック中に邪魔されたのだろうか。
「まあ、いろんなことに対してですけど、自分に対してですね」
金曜日のフリー走行後、アルファタウリはデータを分析し、土曜日に向けてセットアップを変更した。それが期待通りにいくかどうか、予選前のフリー走行3回目ではデータを収集するため、少し長めの走行を行った。その結果、テクニカルディレクターのジョディ・エギントンによれば、セットアップ変更はほぼ期待通りに進んでいたという。それはピエール・ガスリーが10番手のタイムを記録していたことでもわかる。
しかし、このフリー走行3回目で角田はコンマ4秒遅れの18番手にとどまった。その理由は、ターン1のブレーキング時にロックアップしていたことだった。
不安を抱えたまま臨んだ予選。Q1最初のアタックのターン1で角田はまたもブレーキングでロックアップさせてしまった。そのとき、イン側にアタックを終えたばかりのメルセデスのジョージ・ラッセルがいたのだが、それは影響していなかったのだうか。
「はい、それは全然気になりませんでした」と角田は、ロックアップは自分のミスだったと語る。
1回目のアタックを終えた段階で角田の順位15番手。2回目のアタックで自己ベストを更新すれば、Q2進出は十分可能なポジションにいた。
だが、最後のアタックで角田は最終コーナーのブレーキングでまたもロックアップさせてしまい、自己ベストを更新できず、19位に終わった。
しかし、角田は最終コーナーのロックアップでQ1を敗退したわけではないと語った。
「その前のセクター2でリヤが流れて、大きくタイムをロスしていたんです。だから、最後は攻めるしかなかった」
セットアップを変更したマシンでチームメイトのガスリーがQ2に進出していただけに、チームのために最低でもQ2に進出したかったのだろう。それを自分のドライビングで達成することができなかった。その悔しさを噛み締めながら、角田はミックスゾーンを静かに後にした。
(Masahiro Owari)
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5/24(金) | フリー走行1回目 | 20:30〜21:30 |
フリー走行2回目 | 24:00〜25:00 | |
5/25(土) | フリー走行3回目 | 19:30〜20:30 |
予選 | 23:00〜 | |
5/26(日) | 決勝 | 22:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 161 |
2位 | シャルル・ルクレール | 113 |
3位 | セルジオ・ペレス | 107 |
4位 | ランド・ノリス | 101 |
5位 | カルロス・サインツ | 93 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 53 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 44 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 35 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 33 |
10位 | 角田裕毅 | 15 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 268 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 212 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 154 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 79 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 44 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 20 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 7 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 1 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |