フェラーリ社長のルカ・ディ・モンテゼモロは、ミハエル・シューマッハーが引退を決めたときには、後任にキミ・ライコネンを狙っていることを明らかにした。
　ＢＢＣスポーツオンラインにてモンテゼモロは、ライコネンに大いに関心を抱いていると話し、また彼はマクラーレンと５年間の契約を結んでいるもののフェラーリとしては“将来を考え長期計画を立てなければならない”という。
「ライコネンはとても若い」とモンテゼモロ。「だが彼はミハエル・シューマッハーとルーベンス・バリチェロに続くベストドライバーだ」
　シューマッハー引退後の候補者リストに十分載り得る存在だとも加える。
「マクラーレンとの５年契約があるが」と彼。「我々としても将来を考えて長期的プランを立てなければならない」
　シューマッハーは、１９９２年にジョーダンでＦ１デビューを飾り、１９９６年にフェラーリに加入。以来、あらゆるＦ１記録を塗りかえ、最も近いところでは昨年６度目のドライバーズタイトルを獲得した。この時、最終戦の日本ＧＰまでタイトルを持ち越しながら２ポイント差で涙をのんだのがライコネン。ライコネンは２００１年、ザウバーからＦ１デビューを飾った。

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