F速

  • 会員登録
  • ログイン

元F1王者ハッキネン、好結果を残すペレスを評価も「パフォーマンスには一貫性がない」と指摘

2022年7月1日

 2度のF1世界チャンピオンであるミカ・ハッキネンは、レッドブルの新世代マシンはセルジオ・ペレスに合っていると述べているが、ペレスのパフォーマンスは、世界タイトルをかけて持続的にマックス・フェルスタッペンと争うにはまだ一貫性がなさすぎるという。


 ペレスは今シーズン間違いなくレベルを上げているが、それでもフェルスタッペンの6勝に対し1勝しか上げておらず、今週のF1第10戦イギリスGPを前にしてドライバーズ選手権では46ポイント差をつけられている。


 それでもレッドブルのふたりのパフォーマンスギャップは、今シーズンは大幅に狭まってきている。ハッキネンは、すぐにペレスがフェルスタッペンより優位に立つとは見ていないが、現世界チャンピオンであるフェルスタッペンがレッドブルのナンバー1の立場でいることは、これまでほど“簡単”にはいかないだろうと考えている。


「私はマックスが確固たるナンバー1ドライバーとは思わない」と元マクラーレンのドライバーであるハッキネンは語った。


「以前はそうだった。マックスはバランスが完璧でなくとも、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出すことができていた」


「今やルールが変わり、新レギュレーションの助けもあって、ペレスが彼のドライビングスタイルに合うマシンを得ているし、好結果を出すことができている」


「マックスがナンバー1ドライバーでいることが、もはや簡単なことではないと私が考えているのはそれが理由だ。もうそれほど確かなことではないのだ」

2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP 優勝したマックス・フェルスタッペンと2位のセルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP 優勝したマックス・フェルスタッペンと2位のセルジオ・ペレス(レッドブル)


 ペレスがフェルスタッペンと世界タイトルを争うことになるかどうか尋ねられたハッキネンは次のように語った。「彼がそうできるとは思わない」


「ペレスは好結果をもたらすことができるドライバーだ。重く、大きくなった新しいマシンは、彼とさらに相性がいいものになった。ブレーキング中、リヤは動きが落ち着いており、彼はコーナーをうまく通過させることができる」


「一方のマックスは非常に才能があるが、結局のところペレスのパフォーマンスには一貫性がないと思う」


「長期的に見ると、一貫性がないとチャンピオンにはなれない。ペレスはまだレース優勝をフェルスタッペンと争うことだろう。しかし彼はすべてのレースで最大限のパフォーマンスを出さなければならないのに、そうしていないのだ」

2022年F1第9戦カナダGP セルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1第9戦カナダGP セルジオ・ペレス(レッドブル)



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

10/25(土) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
10/26(日) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
10/27(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
第22戦ラスベガスGP 11/22
第23戦カタールGP 11/30
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号