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【角田裕毅F1第9戦密着】クラッシュのリスクを回避し予選の走行はわずか2周。晴れ予報の決勝に向けたセットアップを用意
2022年6月19日
2022年F1第9戦カナダGPの予選は、残念ながらQ1敗退に終わった。角田裕毅(アルファタウリ)が今シーズンQ2に進出できなかったのは第4戦エミリア・ロマーニャGP以来のことだが、今回はQ1を突破できる速さがなかったわけではなく、パワーユニット交換によって最後尾スタートが決まっているため無理しなかったことが理由だった。だから、予選後の角田は、これまでQ1落ちしたグランプリより、どこかスッキリしたような表情をしていた。
それでも、あえて予選アタックを行ったのは「日曜日のレースに出るために(トップから107%以内の)ラップタイムを出しておくため」(角田)だった。
そのアタックラップもわずか2周にとどまったが、これは予選がウエットコンディションだったため、「クラッシュするリスクを考えて、意図的に最小限の走行にとどめた」(ジョディ・エギントン/テクニカルディレクター)というチームの判断だった。
角田と同様、今回カナダGPで規定以上のパワーユニットを交換していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がQ2に進出したため、日曜日のレースでは角田が最後尾スタートとなった。
「土曜日は雨が降ると決まっていましたが、日曜日が晴れる予報なので、まったく雨用のセットアップは考えていませんでした。まあ、最後尾スタートが決まっていたので、予選はそこまで気にしていないという感じです。セットアップはあくまで決勝用ですから」
角田のチームメイトであるピエール・ガスリーもQ1で敗退したが、これは「予選中にフロントブレーキにかなりの問題が出てしまった」(エギントン)ことが原因だった。ガスリーは予選前に行われたフリー走行3回目でフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に次ぐ2番手だった。もちろん、ドライとウエットではコンディションが違うため、日曜のレースで土曜日と同じようなパフォーマンスが発揮できる保証はないが、アルファタウリのマシンにも競争力があることは確認された。
20番手からどこまで追い上げるのか。角田のオーバーテイクに注目したい。
(Masahiro Owari)
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11/29(金) | フリー走行 | 22:30〜23:30 |
スプリント予選 | 26:30〜27:14 | |
11/30(日) | スプリント | 23:00〜24:00 |
予選 | 27:00〜 | |
12/1(日) | 決勝 | 25:00〜 |
1位 | マックス・フェルスタッペン | 403 |
2位 | ランド・ノリス | 340 |
3位 | シャルル・ルクレール | 319 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 268 |
5位 | カルロス・サインツ | 259 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 217 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 208 |
8位 | セルジオ・ペレス | 152 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 63 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 35 |
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 608 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 584 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 555 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 425 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 50 |
7位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 46 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |
第23戦 | カタールGP | 12/1 |