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F1アゼルバイジャンGP FP1:ペレスがトップタイム。アルファタウリの角田が7番手、ガスリーは9番手に

2022年6月10日

 2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は7番手だった。


 前戦モナコGPから2戦続けての市街地レース。とはいえバクー市街地サーキットはモナコとはまったく性格の違う、最高速350km/hを超える超高速市街地コースだ。各マシンは最高速重視の、ローダウンフォースのマシンでタイムを競う。


 そしてこれまで一度もウエットレースになっていないのも、モナコと違う点だ。この週末もずっと快晴の予報、初日金曜日は雲ひとつない青空が広がり、現地時間午後3時からのFP1は、気温26度、路面温度44度のコンディションで始まった。


 開始後7分、ハースのミック・シューマッハーが旧市街を上がり切ったところで止まってしまう。マシン右側からの盛大な水漏れが原因だった。さらにその7分後には、ウイリアムズのニコラス・ラティフィも、ターン4のブレーキングで突然エンジンがカットオフし、立ち往生してしまった。いずれもVSC(バーチャルセーフティカー)が導入されたが、すぐにセッションは再開された。


 この週末の見どころのひとつが、2.2kmもの超ロングストレートをはじめとする何本かの直線で、どれほどポーパシング(激しい縦揺れ現象)が出るかということ。フェラーリは2台ともかなり激しく揺れているが、ブレーキング手前では収まっている。一方メルセデスはコーナーへの進入にかけても、揺れが収まっていない感じだ。


 それに対してレッドブルは、ポーパシング自体はひどくない。ただしフェルスタッペンのリヤウイングは、DRS作動時にフラップがふらついている。それでもフェルスタッペンはセッション中盤までは、トップを譲らずに周回を重ねた。しかしマシン挙動がかなり不安定なようで、「酷い風が吹いてる」と何度も訴えた。


 終了20分前にはペレスが1分45秒476で首位に立った。その数分後には、ルクレールも0.127秒差で2番手に浮上。フェルスタッペンはチームメイトにコンマ3秒以上の差をつけられて3番手に甘んじた。4番手カルロス・サインツ(フェラーリ)、5番手フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、6番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)、7番手角田、8番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)、9番手ガスリー、10番手エステバン・オコン(アルピーヌ)というトップ10の結果だった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP 角田裕毅(アルファタウリ)

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)



(Kunio Shibata)


レース

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ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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