2022年F1サウジアラビアGP予選で、マクラーレンのダニエル・リカルドは、アルピーヌのエステバン・オコンのアタックラップを妨害したと判断され、3グリッド降格のペナルティを受けることが決まった。

　リカルドは、オコンがファストラップ中であることをチームから知らされていなかった。オコンは、このラップを断念したことはセッションの全体的なパフォーマンスに影響しなかったと述べている。

　それでもスチュワードは、オコンがリカルドに不必要な形で妨害されたのは明らかであるとして、リカルドには3グリッド降格ペナルティとペナルティポイント1を科し、マクラーレンには1万ユーロ（約130万円）の罰金を科すことを決めた。

　リカルドは予選12番手を獲得した。14番手のミック・シューマッハー（ハース）がクラッシュの影響で欠場する関係で、暫定グリッドではリカルドには14番グリッドが与えられている。