F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェルスタッペンがアップデート版レッドブルで最速。新世代マシンでのバトルも試したドライバーたち/F1テスト最終日

2022年3月13日

 3月12日、2022年F1バーレーンテストが3日目最終日を迎え、10チーム18人のドライバーがシーズン開幕前最後の走行を行った。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分31秒720(C5タイヤ)でこの日最速かつ3日間通しての最速タイムをマークした。


 バーレーン・インターナショナル・サーキットでのテストは、現地10時から19時(日本時間16時〜翌深夜1時)に実施されたが、ハースは2日目に続き3日目にも走行時間を延長した。貨物機の遅れで初日午前セッションを失ったことにより、救済措置としてハースは、3日目には午前走行を9時にスタート、午後の走行を21時まで行うことが許可された。夜間に走行し続けたミック・シューマッハーは、全体の2番手タイムをマークしている。

2022年F1バーレーンテスト3日目 ミック・シューマッハー(ハース)
2022年F1バーレーンテスト3日目 ミック・シューマッハー(ハース)


 マクラーレンは、2日目セッション終了後、体調不良のダニエル・リカルドがcovid-19の検査を受けて陽性結果が出たと発表。1日目、2日目に続き最終日もテストを欠席することが決まり、ランド・ノリスが3日間にわたりテスト作業に取り組むことになった。チームによると、リカルドは開幕戦バーレーンGPには出場できる見通しだということだ。


 この日、最も大きな注目を集めたのは、レッドブルが持ち込んできたRB18のアップグレードだった。サイドポッドなどの形状が大きく変わったマシンで走行をスタートしたセルジオ・ペレスはすんなり午前のトップタイムをマーク。午後のフェルスタッペンはセッション終盤に、唯一1分31秒台に入り、トップでプレシーズンテストを締めくくった。

2022年F1バーレーンテスト3日目 セルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1バーレーンテスト3日目 セルジオ・ペレス(レッドブル)


2022年F1バーレーンテスト3日目 セルジオ・ペレス(レッドブル)
2022年F1バーレーンテスト3日目 セルジオ・ペレス(レッドブル)

 プレシーズンに一貫して好調とみられるフェラーリは、午後を担当したシャルル・ルクレールがC4タイヤで3番手となり、カルロス・サインツと合わせて119周を走り切った。

2022年F1バーレーンテスト3日目 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1バーレーンテスト3日目 シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 一方メルセデスは、最終日もポーパシングに苦労している様子で、ドライバーふたり合計で149周を記録したものの、午後担当のジョージ・ラッセルは5番手(C5タイヤ)、午前担当のルイス・ハミルトンは17番手(C5タイヤ)にとどまった。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2022年F1バーレーンテスト3日目 ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 この日、赤旗を出したのは、午後にスピンを喫したシューマッハーと、セッション終盤にマシントラブルのためコース脇にマシンをとめたバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)だった。問題を抱えて苦労するチームはいくつかあり、ハースは、午前セッションで燃料システムの問題が発生、ケビン・マグヌッセンの走行時間が減ることとなった。マクラーレンはバーレーンでブレーキのオーバーヒートに苦しんでおり、最終日に新しいフロントブレーキダクトを導入し、テストを行っている。


 アルファタウリの角田裕毅は、チームメイトのピエール・ガスリーから作業を引き継いで午後に走行。57周を走り、1分33秒002(C5タイヤ)の7番手タイムをマークして、開幕前の走行を締めくくった。

2022年F1バーレーンテスト3日目 角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1バーレーンテスト3日目 角田裕毅(アルファタウリ)

 バーレーンテスト、特に3日目は、何人かのドライバーたちが、バトルを増やすという目的のために導入された新世代F1マシンのポテンシャルを試すため、他のマシンとのバトルを試すシーンも見られた。


 F1開幕戦バーレーンGPは3月18〜20日に開催される。



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/19(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号