ジョーダン・グランプリが来月、マシン開発のために今年初の冬期テストを行うが、このテストに前ザウバーのドライバー、ニック・ハイドフェルドが参加することになった。
　ハイドフェルドは１２月３日から５日まで、スペインのヘレスで３日間に渡って行われるジョーダンの冬期テストに参加する。テストで２台のマシンを走らせる予定のジョーダンは、もう１台のドライバーとして国際Ｆ３０００に参戦するチェコ人、ヤロスラフ・ヤニスを３日間に渡って起用する。
「ニックは生まれ変わったジョーダン・グランプリにとって、最も重要な来季のドライバー候補の一人だ。彼に現時点のチームの状況を知って欲しいと切に願っている。様々なコンポーネントを試してみるつもりなので今回は大事なテストになる。ブリヂストンタイヤの重要なテストも行う」
　ハイドフェルドが来季、ジョーダンのシートを獲得する可能性が十分ある一方で、弱冠２０歳のヤニスについては、２００４年も今シーズンに続き国際Ｆ３０００で活躍するだろうと見られている。
　ジョーダンはフォードエンジンを搭載した２台のＥＪ１３をヘレスで走らせた後、１月２０日〜２３日まで、バルセロナで同じく２台を走らせる。新型マシンのＥＪ１４は、２月最初の週にシェイクダウンの予定だ。

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