マクラーレンがそのグループ企業に関する新しいブランド戦略を発表した。これによってTAGマクラーレン・グループの各企業は、本日より新たに「マクラーレン・グループ」の名称を戴くことになる。
また、この新たなブランド戦略に沿って、一部のグループ企業の名称も変更される。
●グループの持ち株会社である「TAGマクラーレン・ホールディングス・リミテッド」はその名称を「マクラーレン・グループ・リミテッド」に変更。
●グループのF1レーシングチームである「マクラーレン・インターナショナル」は、「マクラーレン・レーシング」に改称。
●グループのエレクトロニクス関連子会社の名称を「TAGエレクトロニクス・システムズ」から「マクラーレン・エレクトロニクス・システムズ」に変更。
●グループのマーケティング関連子会社の名称を「TAGマクラーレン・マーケティング・サービス」から「マクラーレン・マーケティング」に変更。
さらに、2004年中には「マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ」および「マクラーレン・ヘリテイジ」の2社を新たに設立する。前者はグループ内で開発された自動車関連テクノロジーの他分野への応用の可能性を追求する会社。後者はグループのレースおよび自動車分野での伝統と資産の有効利用を目指す。
マクラーレン・グループの会長兼CEO、ロン・デニスは次のように述べた。「TAGは今後もグループへの長期的なコミットメントを維持するが、マクラーレンの名がこれほど強力なブラントに成長した現在、この名称をブランド戦略の前面に押し出すことですべての株主の同意が得られた。また、この機会を利用して、私たちは一部の企業名を現代的なものに改め、ロゴマークも変更した。私はマクラーレン・グループのブランドイメージが高く評価されていることを誇りに思い、今回の変更がそれにふさわしいものと見なされることを希望する」