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【動画】ホンダにとっては最後のF1グランプリ。レッドブルのアブダビGPの裏側に密着

2021年12月27日

 マックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得し、ホンダにとっては最後のグランプリとなった2021年のF1最終戦アブダビGP。この歴史的な週末を、レッドブル・ホンダはどう過ごしたのか。チームはその裏側に密着した映像を公開した。



 木曜日の午後、タイトル争いの大一番を前に、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはスタッフをガレージに集めた。「我々にはチャンスがある。全力でぶつかろう」。チームを鼓舞するようにそう語ると、彼はさらに続ける。「最も重要なのは楽しむことだ。君たちはそれに値するんだ」


 メディアからリモートでインタビューを受けるセルジオ・ペレスも、最終戦に向けた意気込みを語る。「チームとしてのターゲットはマックスを勝たせることだ。レッドブルを頂点に導きたいし、できることなら何でもやる」。チーム一丸となって戦うレッドブル。その姿勢は予選で実を結ぶこととなる。


 予選Q3、ペレスに無線でフェルスタッペンをセクター3で待つように指示が飛ぶ。こうしてフェルスタッペンにスリップ・ストリームを与えるのだ。この仕事をペレスはやり遂げ、フェルスタッペンはポールポジションを獲得。これで決勝に向けた準備は整った。


 決勝レースを前に、予選後には「ARIGATO HONDA EVENING」と題されたパーティが開かれていた。この会にはアルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅も参加し、ホンダとの別れを惜しんだ。


 ホーナー代表が「短い間だったが、エキサイティングで成功に満ちた関係だった」と3年間を振り返ると、フェルスタッペンは「山本(雅史マネージングディレクター)さんは毎レース僕にサインを求めてくるんだ。彼にはどれだけ家族がいるんだろう」と、ジョークを交えつつ感謝を述べた。終始和やかな雰囲気のパーティが終わると、ついにレッドブル・ホンダにとって最後のレースが始まる。


 ご存知の通り、レースは劇的な幕切れを遂げた。フェルスタッペンが最終ラップでハミルトンを逆転すると、レッドブル・ホンダの全スタッフが狂喜する。ホーナーからは「マックス・フェルスタッペン!君がワールドチャンピオンだ!」と叫ぶような声で無線が飛び、ガレージでは『We Are The Champion』の大合唱が始まる。


「ドライバーズチャンピオンを獲得できたことは間違いなく素晴らしいことだ。そして、ここにいる皆の存在なしには不可能だった」と、レース後に振り返ったフェルスタッペン。数日後、彼がレッドブルのファクトリーにオレンジ色のNSXで現れると、「スーパーマックス!スーパーマックス!」というコールがファクトリーに鳴り響き、新たなワールドチャンピオンの誕生を祝った。



(autosport web)


レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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予選 結果 / レポート
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ドライバーズランキング

※モナコGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ161
2位ランド・ノリス158
3位マックス・フェルスタッペン136
4位ジョージ・ラッセル99
5位シャルル・ルクレール79
6位ルイス・ハミルトン63
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン42
9位エステバン・オコン20
10位アイザック・ハジャー15

チームランキング

※モナコGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム319
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム147
3位オラクル・レッドブル・レーシング143
4位スクーデリア・フェラーリHP142
5位ウイリアムズ・レーシング54
6位マネーグラム・ハースF1チーム26
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム22
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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