最新記事
- レッドブル主要メンバーの誤った批判で、アン...
- マクラーレンの失策に、ライバルたちが驚き「...
- 元F1ドライバーのエイドリアン・スーティルが...
- “平等”を優先して勝利を手放したマクラーレン...
- 2025年F1第24戦アブダビGP TV放送&タイムス...
- アルピーヌ、2026年F1ローンチイベント開催日...
- FIA F2王者レオナルド・フォルナローリを含む...
- ローソン&リンドブラッドは「レーシングブル...
- レッドブル移籍が決まったハジャー「F1の最高...
- レーシングブルズ、2026年のローソンとリンド...
- レッドブル、2026年のラインアップを発表。フ...
- 「コース特性や2ストップ義務で難しさ増大」...
ハミルトンが最速タイム、0.4秒差でフェルスタッペン2番手。ブラジル初走行の角田13番手【予選レポート/F1第19戦】
2021年11月13日
11月12日現地時間16時、F1第16戦ブラジルGPの予選が行われた。朝から雲が多く気温は15度、路面温度は25度というコンディション。セッション中の降水確率は40%、セッション開始15分前に気候変動宣言が出されてパルクフェルメ下でもブレーキダクト等の調整が可能となった。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は今季5基目のICEを投入して決勝での5グリッド降格が決まっている。
予選を前にターン4の出口にはトラックリミット監視が追加され、4輪すべてが白線を越えるとタイムは抹消となる。
スプリント予選が行われる週末の金曜予選ではソフトタイヤの使用が義務づけられるが、FP1でソフトを使用したフェラーリ勢やピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)などはQ1では中古のソフトで1回目のアタックに臨む。角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)のように中古では走行せずピットで路面向上を待つドライバーもいた。
1回目のアタックでハミルトンが1分8秒824の最速タイムを記録し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は0.505秒差の2番手。3番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手ランド・ノリス(マクラーレン)、5番手セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)と続く。ハミルトンはクールダウンラップを挟んでさらに1分8秒733までタイムを縮める。
中団勢は早々に2回目のアタックに向かい、ここで新品ソフトを投入したカルロス・サインツ(フェラーリ)が0.313秒差の2番手、5番手にガスリー、角田はガスリーと0.003秒差の6番手タイムを記録した。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は3番手タイムを記録したもののターン4で飛び出してしまいタイム抹消。再度アタックに向かい3番手タイムでQ1突破を決めたものの、2セット目のソフトタイヤを投入することになってしまった。
最後のアタックで各車が次々とタイムを更新するなか、ターン10出口でリヤがスライドしたランス・ストロール(アストンマーティン)が16番手、17番手ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、18番手ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、19番手ミック・シューマッハー(ハース)、20番手ニキータ・マゼピン(ハース)がQ1敗退となった。

Q2は3分半が経過したところでようやくメルセデスAMG勢を先頭に各車がコースイン。アルファロメオ勢以外は新品ソフトを履く。
ここでフェルスタッペンが1分8秒567のトップタイムを記録し、ハミルトンは2番手の1分8秒659を記録したもののターン4のトラックリミット違反でタイム抹消。クールラップを挟んで3周目にアタックをやり直し、セクター2と3でベストを刻んで1分8秒386でトップに立った。ボッタスも1回目のアタックは振るわなかったが、アタック2周目で3番手に浮上。4番手ガスリーは0.517秒差、5番手ルクレール、6番手サインツという順で角田は1.097秒差の12番手に留まった。
残り3分で各車が2回目のアタックに向かい、ハミルトンがさらに全セクターベストで1分8秒068までタイムを短縮。ボッタスも0.358秒差の2番手に続き、フェルスタッペンは0.431秒差の3番手。中団トップの4番手にはルクレールが入りガスリーは5番手。
4番手ルクレールから11番手エステバン・オコン(アルピーヌ)まで0.332秒に8台がひしめく僅差となったがオコンはQ2敗退。12番手セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ターン1でロックアップしターン12でもリヤが流れた角田は13番手、14番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)、15番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がQ2敗退となった。
Q3でも各車が待機を続けるなか、残り9分30秒でルクレールが先頭でコースへ向かう。Q1で2セットを消費したルクレールは中古のソフトで1回目のアタックを行うが、それ以外の9台は新品ソフトを使う。ペレスの後方にメルセデスAMG勢が割り込み、フェルスタッペンはその後方へと回ってしまいピット出口でスロー走行を余儀なくされる。
ここでもハミルトンが全セクターベストで1分8秒107のトップタイムを記録。フロントタイヤがターン8までのアタックラップ前半でオーバーヒートしグリップを失ったと訴えるフェルスタッペンは0.265秒差の2番手、ボッタスが3番手、ペレスが4番手につけ、ガスリーが0.858秒差の5番手で中団トップにつけるがサインツ、ノリスも僅差で続く。
残り2分で各車が最後のアタックへ。ここではレッドブル勢が先にコースインし、ハミルトン、ボッタスの順でアタックへと入っていく。
フェルスタッペンはターン2でややワイドになり、ターン10ではフロントが入って行かず、ターン12ではリヤがスライドしタイムを更新できず。ハミルトンはセクター2と3でベストを塗り替えて1分7秒934までタイムを縮めて予選最速タイムを記録した。ボッタスも更新できなかったが3番手、ペレスは0.014秒差まで迫ったが4番手に終わった。5番手ガスリー、6番手サインツ、7番手ルクレールのフェラーリ勢、8番手ノリス、9番手ダニエル・リカルドのマクラーレン勢、10番手にフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)という結果になった。


(Mineoki Yoneya)
関連ニュース
| 11/28(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
| スプリント予選 | 結果 / レポート | |
| 11/29(土) | スプリント | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 11/30(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 408 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 396 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 392 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 309 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 230 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 152 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | アイザック・ハジャー | 51 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 800 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 459 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 426 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 382 |
| 5位 | ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 80 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 73 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 68 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |


