ホンダが首位独走&3戦連続W表彰台「PUの持てる力を発揮。タイトル争い最終盤に向けていい形に」と田辺TD/F1第18戦
2021年11月8日
2021年F1メキシコGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは優勝、セルジオ・ペレスは3位とダブル表彰台を獲得した。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは4位、角田裕毅はアクシデントにより1周目にリタイアした。
フェルスタッペンはスタート直後でトップに立つと、着実に後方へのギャップを築き、今季9勝目を獲得、ドライバーランキングでのリードを19点に拡大した。ペレスが母国での初表彰台を達成したことにより、レッドブル・ホンダはコンストラクターズ選手権で首位メルセデスに1ポイント差まで迫る結果となった。
また、ガスリーが12点を獲得したことで、アルファタウリ・ホンダは、コンストラクターズ選手権5位を争うアルピーヌと同点に並んだ。
角田は、スピンしたバルテリ・ボッタスのマシンを避けて全車が走るなかでの混乱で、エステバン・オコン(アルピーヌ)と接触するインシデントが起き、サスペンションを壊して、ターン2でリタイアすることになった。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) 決勝=1位
3番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) 決勝=3位
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ) 決勝=4位
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 決勝=リタイア
17番グリッド/タイヤ:ソフト
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のメキシコシティGP決勝は、3番手からスタートしたレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手が前の2台を押さえて1コーナーでトップに立ち、そのままレースをリードして優勝を果たしました。4番手からスタートしたペレス選手は、スタート直後の1コーナーで前車がスピンして3番手にポジションアップ。終盤はハミルトン選手を追い詰めたものの、残念ながらオーバーテイクには至りませんでしたが、母国GPで初表彰台の3位を獲得しました。3戦連続でレッドブルはダブル表彰台を獲得し、最終盤のチャンピオンシップの戦いに向けて、チームとしていい形になってきていると思います。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手は、5番手スタートからポジションを上げ、レース中いいペースをキープして4位フィニッシュと、こちらもいい結果を残すことができました。週末の開始から力強い走りを見せていましたので、それをレース結果につなげてくれたことをうれしく思っています。
角田選手についてはスタート直後の不運な接触によりリタイアとなりました。ここではガスリー選手とともに非常に速く、PU交換のペナルティでスタートポジションが下がってしまいましたが、そこからの力強いレースを期待していただけに、残念でした。
PUとしても高地での戦いということで、それに合わせたセットアップが必要となりますが、HRD SakuraとHRD UKでの事前テストやチームとのシミュレーションが非常によく機能して、PUの持てる力を十分に発揮できたと考えています。
週末を通して力強い走りをしてくれたドライバー、ホンダの研究所、そしてチームのメンバーに感謝したいと思います。
チャンピオンシップについても、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを広げたことに加え、コンストラクターズチャンピオンシップでトップに1ポイント差まで詰め寄ることができ、今後に向けて大きな意味のあるレースになりました。
来週は連戦でブラジルでのレースになります。次のレースでもいい結果を得られるよう、ここから万全の準備を進めていきます。
(autosport web)
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| 12/5(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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| 12/6(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 12/7(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |
| 第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
| 第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
| 第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
| 第23戦 | カタールGP | 11/30 |
| 第24戦 | アブダビGP | 12/7 |


