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F1第14戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

2021年9月13日

 2021年F1第14戦イタリアGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)だ。


■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス 決勝=5位

2021年F1第14戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第14戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

 波乱に満ちたレースだった。表彰台を逃したのは本当に残念だ。


 ペナルティについては、もっと広い視野で見てほしかった。僕はシャルルの前に出ており、あれは僕のコーナーだったんだ。でも仕方ないから、挽回に努めた。


 僕たちとしては、チームとして可能なベストのレースをした。ただ、前のマシンについていくのがすごく難しく、オーバーテイクができなかった。マクラーレンは本当に速くて、倒すことは困難だった。今週末の彼らは堅実な仕事をしたね。特にストレートが速くて、ついていくのが難しかったし、トラクションも強力だった。そのため、僕は一度も彼らを脅かすことができなかった。


 ここは僕たちが得意とするコースではなく、それほど強くなかった。次のロシアに期待しよう。シーズンにはまだ長い道のりが残っている。


■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=4位

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2021年F1第14戦イタリアGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)

 持っているものをすべてを出し切った。自分自身のパフォーマンスという点では、F1に来てから最高のドライブのひとつに位置付けてもいい。今日のレースに心から満足している。すべてのラップを予選ラップのように走り、順位を争うチャンスは逃さずに利用して、ドライビングを楽しんだ。


 メインストレートで仕掛けられると抵抗しきれなかったので、僕にとってはなお難しいレースになった。もちろん4位よりさらに上を取りたい気持ちはあったけど、あらゆることを考慮するならば、満足してもいい結果だと思う。昨年の僕らのポジションを考えれば、ずいぶん大きく進歩した。これはチームのみんなの仕事のおかげだ。僕らはそれを誇りに思い、感謝すべきだと思う。


■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=3位

2021年F1第14戦イタリアGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)が3位表彰台
2021年F1第14戦イタリアGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)が3位表彰台

「今日は表彰台に上るぞ」ってチームに話していたんだ。実現できてうれしいよ。すごいリカバリーだった。自分のキャリアのなかでレース中にこれほど順位を上げたことはないんじゃないかな。


 最後方からのスタートは楽ではない。そんな状況で、レッドブルより多くのポイントを獲得できたこともうれしいね。


 レースは楽しかった。オーバーテイクやバトルを楽しんだよ。ペレスとのバトルは良かったね。この結果に大満足だ。メルセデスでのキャリアのなかでも良い週末に入ると思う。週末を通して強さを発揮できたからとても満足している。


 もちろんルイス(・ハミルトン)とマックス(・フェルスタッペン)のクラッシュは残念だ。僕たちは貴重なポイントを失ってしまった。まだあのインシデントをきちんと見ていないんだけど、ルイスが無事だということなのでうれしい。


 この勢いをロシアにつなげたい。僕にとってソチは得意なサーキットなんだ。


■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=2位

2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝。2位ランド・ノリスとCEOザク・ブラウン
2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝。2位ランド・ノリスとCEOザク・ブラウン

 もちろん、チーム全員にとってうれしいことだよ。すごくクールな瞬間だ。今週末は初めから素晴らしい仕事をしてきた。プラクティス、予選をうまくやり、土曜(のスプリント予選)にソフトタイヤを使うという決断を下したこと、そういったすべてが今日につながった。僕たちはラッキーだったんじゃない。速さがあったから、望んでいたポジションを走れた。オーバーテイクも防御も、やらなければならないことがたっぷりあった。


 最高のリザルトだ。皆のことを考えるとすごくうれしいよ。僕たちにとって11年ぶりの1-2なんだからね。僕はまた表彰台、ダニエルは優勝を獲得した。何より大事なのは、1-2を達成したことだ。世界で一番クールな組み合わせだよ。皆、本当におめでとう。皆はこの結果にふさわしい仕事をしたんだ。


■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=1位

2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝
2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝

 とても重要な勝利だ。このところ、人生における幸せをこのスポーツ中心に考えないようにしてきた。3年半勝っていなかったんだ。自分の幸せイコール優勝と考えていたら、かなり惨めな思いをして過ごさなければならなかっただろう。


 でも、心のなかでは信じる気持ちを決して失っていなかった。一歩下がって考える必要があったのだと思う。8月に休みを取ったことが今週末、このポジションにたどりつくことに役立った。


 どういう言葉で表現すればいいのか分からないが、安心がもたらされたというのかな。もちろん、自分を信じている。F1でここまで来るには自分を信じる気持ちが必要だ。


 でも今年は困難に直面していた。F1は難しいスポーツだ。白か黒というようにはっきりしない部分があり、答えを見つけるのに苦労することがある。そんなときでも、自分の道を信じなければならない。そうでなければ道に迷ってしまうからね。心の底では、フラストレーションを感じたり、うなだれてしまう瞬間もあった。でも、そういう時間を長引かせないように心がけてきた。


 このスポーツへの愛情が冷めるような時もある。それでもすぐに、自分がどれだけF1を愛しているか、どれだけF1を求めているかに気付かされるんだ。

2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルドとランド・ノリスのワンツーを祝うマクラーレンチーム
2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルドとランド・ノリスのワンツーを祝うマクラーレンチーム



(autosport web)


レース

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ドライバーズランキング

※アブダビGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン437
2位ランド・ノリス374
3位シャルル・ルクレール356
4位オスカー・ピアストリ292
5位カルロス・サインツ290
6位ジョージ・ラッセル245
7位ルイス・ハミルトン223
8位セルジオ・ペレス152
9位フェルナンド・アロンソ70
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※アブダビGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム666
2位スクーデリア・フェラーリ652
3位オラクル・レッドブル・レーシング589
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム468
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム94
6位BWTアルピーヌF1チーム65
7位マネーグラム・ハースF1チーム58
8位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム46
9位ウイリアムズ・レーシング17
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー4

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