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F1第14戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

2021年9月13日

 2021年F1第14戦イタリアGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。


■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=10位

エステバン・オコン(アルピーヌ)
2021年F1第14戦イタリアGP エステバン・オコン(アルピーヌ)

 忙しいレースだった。1点でも獲れるのはいいことだけど、もう少し運に恵まれれば、もっと多くのポイントを獲得できたはずだ。
 スタートはうまく決まって2つほど順位を上げたものの、ニコラス(・ラティフィ)にポジションを返さなければならず、それがタイムロスにつながった。その後、セバスチャン(・ベッテル)といいバトルをしていたが、ターン4で接触し、それに対して5秒のタイムペナルティを科せられた。こちらのクルマにダメージはなかった。タイヤ交換には最適のタイミングでセーフティカーが入ったのに、ピットストップでペナルティを消化しなければならなかったのが痛かったね。本当なら、あそこで大きく稼げるはずだったんだけど。


 どちらの出来事についても(ラティフィとベッテル)判定には納得できないけれど、まあ、ありがちなことで仕方がない。わずか1ポイントというのは、この週末のチームの仕事を正しく反映していない。もっと多くの得点をするポテンシャルはあったからだ。


■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=9位

2021年F1第14戦イタリアGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)
2021年F1第14戦イタリアGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

 セーフティカーが出動した時、僕はいいタイミングでコース上のいい位置にいて、ピットレーンで2つほど順位を稼いだ。その後、フィニッシュまでのスティントはとても速いペースで走れて、前にいた(フェルナンド・)アロンソ、後ろにいた(エステバン・)オコンとのギャップを維持できた。これで過去4戦で3回ポイントを獲得した。少し前までは、まずありえないとさえ思っていたことだ。


 今日はいろいろな出来事があり、多少運に恵まれたところもあるけれど、それもチャンスが来ればつかめる位置にいたからこそだ。結果としてアルピーヌの1台、アストンマーティンの1台、そして2台のアルファロメオに勝つことができた。この勢いを維持していく必要がある。


 もうひとつ、マクラーレンに「お見事でした!」と言いたい。ダニエル(・リカルド)とランド(・ノリス)は本当にいいドライバーで、彼らのワンツーは素晴らしい成果だ。


■アルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=8位

2021年F1第14戦イタリアGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2021年F1第14戦イタリアGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 今回はあまり競争力のない週末で、金曜の予選で13番手と14番手だったことを考えれば、レースではポテンシャルを最大限に生かせたと思う。概して孤独なレースだったが、2台がポイント圏内でフィニッシュできたのは、チームとしていい結果だった。この成績は、レース運び、戦略、ピットストップのすべてが良かったことの証しだと思う。


 こうして苦手のモンツァを終えて、次のレースではまた高い競争力を発揮し、選手権ポイントの大量得点を目指して戦えることを願っている。


■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
ランス・ストロール 決勝=7位

2021年F1第14戦イタリアGP ランス・ストロール(アストンマーティン)
2021年F1第14戦イタリアGP ランス・ストロール(アストンマーティン)

 7位フィニッシュはいい結果だ。チームのみんなが素晴らしい仕事をした。最後までフィールドが密集していたので、レースの全体を通じてプッシュし続けなければならなかった。その中で、うまくいい位置にいられたということだ。ストレートではそれほど速い方ではなかったけど、コーナーでは十分に速かったから、それを生かすことができた。レースペースを考えると、今日の僕には7位以上は無理だったと思う。


 3連戦を終えて、ロシアへ向かう前に少し休みがあるのはありがたい。またロシアでこのクルマに乗るのを楽しみにしている。


■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 決勝=6位

2021年F1第14戦イタリアGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
2021年F1第14戦イタリアGP カルロス・サインツJr.(フェラーリ)

 フェラーリのドライバーとして迎える初のイタリアGPは、本当に特別なものだった。結果はいまひとつだったかもしれないが、この週末は一生忘れられないだろう。言うまでもなく、ティフォシの前でポディウムに立ちたかったけど、それはさすがに無理だった。今日は上位を争えるだけの力がなかった。土曜の朝から、クルマが思いどおりにならず苦戦していたんだ。リヤが滑りがちだった上にトップスピードも足りなくて、とてもトリッキーな状態でのレースを強いられた。


 そうしたことをすべて考慮すれば、6位は悪くない結果だ。だが、僕らはそんなところを争うためにレースをしているのではない。来年は必ずここで優勝を目指して戦えるように、改善を続けないといけない。ワンツーフィニッシュを達成したマクラーレンのみんな、おめでとう。彼らにふさわしい結果だった。ロシアで彼らとレースをするのが待ちきれないよ。



(autosport web)


レース

4/18(金) フリー走行1回目 22:30〜23:30
フリー走行2回目 26:00〜27:00
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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