最新記事
2位ハミルトン「戦略の失敗がなくても、フェルスタッペンに勝つのは難しかった」メルセデス/F1第13戦決勝
2021年9月6日
2021年F1オランダGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位、バルテリ・ボッタスは3位だった。
ハミルトンは2番グリッドからソフトタイヤでスタート、72周のレースのなか、上位勢で最も早い20周目にミディアムタイヤに交換、アンダーカットを狙うが、首位マックス・フェルスタッペンとの順位逆転はならなかった。メルセデスはボッタスの1回目のストップを遅らせてフェルスタッペンを抑えることを狙うが、タイヤに苦しんでいたボッタスは長くはとどまれなかった。
ハミルトンは39周目に中古ミディアムに交換、トラフィックのなかに戻ることになり、翌周ピットインしたフェルスタッペンとの差を縮めることはできず。ハミルトンは結局勝利を諦めざるを得ず、70周目にソフトタイヤに交換し、ファステストラップを記録し、ボーナスポイントを確保した。
ハミルトンは無線で繰り返しチームの戦略に疑問を投げかけていた。レース後、トト・ウォルフ代表は、2回目のピットストップについて、「アンダーカットのチャンスがあると考えたのだが、タイミングが正しくなかった」と認めている。
「だが、相手が最速のマシンだと、戦略で何かしようと思っても簡単にはいかない。今日のフェルスタッペンとレッドブルは非の打ちどころのないレースをした」
このレースでハミルトンはドライバーズランキング首位を失い、フェルスタッペンと3点差の2位となった。
ボッタスはソフトタイヤから31周目にミディアムに交換、67周目にソフトタイヤに換えて走った。この際、ボッタスは、ハミルトンのファステストラップを更新したが、最後に再びハミルトンが最速タイムを記録した。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
すごいレースだった。観客も素晴らしかったね。最高の週末だった。マックスはとてもいい仕事をして勝利をつかんだ。おめでとうと言いたい。僕もすべての力を出し切ったけれど、今週末は彼ら(レッドブル・ホンダ)はあまりにも速くて届かなかった。たとえばトラフィック、ピットストップ、戦略といったすべてを完璧にこなしたとしても、彼らの前に出るのは簡単ではなかっただろう。しかも僕たちはそういった要素をうまく決めることができなかったしね。それでもできる限りプッシュしたことは間違いない。この後、チーム内でミーティングをして、もっとうまくやれた部分を洗い出すつもりだ。
最後の最後まで戦い抜くよ。今日はとてつもなく厳しいレースだった。身体的にも精神的にも、今までで一番と言っていいぐらいきつかった。それでもこのコースは素晴らしいね。終盤にファステストラップを出したが、あの時間がレースのなかで特に楽しかった。このトラックは燃料が少ない状態で走ると最高だ。僕のお気に入りのサーキットのひとつになったよ。
オランダで素晴らしい時間を過ごすことができた。また来年戻ってくるのが楽しみだ。
(戦略について語り)あれが僕たちにとってベストの戦略だったとは思わない。2回目のピットストップは早すぎたし、トラフィックのなかを抜けて行かなければならなかった。それで彼(フェルスタッペン)とのギャップが広がってしまった。
でも今日の彼らは速すぎた。レベルが違ったよ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=3位
僕にとっては静かなレースだったが、チーム全体が堅実にポイントを稼ぐことができたのはよかった。それに、サーキットの雰囲気が素晴らしかった。レースが始まる前から、観客の皆からのエネルギーを感じた。それに走っていて気持ちのいいコースだね。オーバーテイクはとても難しいけれど、とても楽しい。
今日はプッシュし続けたが、早い段階で1回ストップと決めており、それを成功させるには、タイヤをかなりうまく労わって走る必要があった。だけど結局それは難しかった。2回ストップほど速くなかったしね。
結局終盤に安全のためにピットストップをした。後ろに大きなギャップがあったし、タイヤのバイブレーションが出始めていたからだ。
ここではレッドブルほどの速さがなかった。でも次のモンツァは全く特性が違うサーキットだから、戦えることを期待している。
(autosport web)
関連ニュース
4/11(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/12(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 25:00〜 | |
4/13(日) | 決勝 | 24:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 62 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 61 |
3位 | オスカー・ピアストリ | 49 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 45 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
6位 | シャルル・ルクレール | 20 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 15 |
9位 | エステバン・オコン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 111 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 75 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 61 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 35 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 15 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

