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F1復帰から活躍まで時間を要したアロンソ。シーズン序盤に受けた批判を“恩恵”と捉えたと明かす
2021年8月19日
アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、シーズン序盤に起きた批判はうれしいものではなかったが、最終的にネガティブなコメントを“恩恵”と捉えるようになったことを認めている。
今年の開幕戦バーレーンGPで、アロンソは2年のブランクを経てアルピーヌからF1のグリッドに復帰した。それまでのアロンソはル・マン24時間レースで優勝を飾り、インディ500に再チャレンジし、ダカールラリーにも参戦していた。
2021年の序盤戦後には、アロンソの魔法のような能力について疑問が生じていた。アロンソは全体的にチームメイトであるエステバン・オコンに遅れをとっていたのだ。
「それは適応するための過程なのだと分かっていた」とアロンソは『SoyMotor.com』のインタビューで語った。
「もっと速く走れると思っていた。僕にとってF1は、WECやダカールラリー、インディアナポリス(インディ500)に比べたら自然なものだからね。すぐに100%の速さを出せると思っていた」
「モナコを例にとろう。僕にとってはいいサーキットになるだろうと期待していたが、Q1で敗退した。がっかりしたよ」
早い時期にアロンソは忍耐を身につけようとし、彼のパフォーマンスはF1がより伝統的なコースに戻る初夏には改善すると主張していた。
今になってみると、32回のグランプリ勝者であるアロンソがスピードを取り戻すには、予想以上の時間がかかったことになる。アロンソはなぜ遅れを有用だとか“恩恵”などと呼ぶのか説明した。
「時間の問題であることは分かっていた。批判やコメントが寄せられた。それを気に入っていたわけではないが、それらは恩恵だった。なぜなら僕が10位でフィニッシュして人々が喜び始めるまで、ほんの少しの時間の問題だと分かっていたからだ」
「もしいつもオコンより前にいたら、また、いつもポイント圏内にいたら、(評論家は)僕のキャリアを通じて言ってきたことを繰り返しただろう。それは僕のチームメイトが同じレベルにないとか、マシンのポテンシャルがより高いとかそういうことだ。でもそういうことを避けられたんだ」
「そして突如として彼らが僕のことを終わりだと思うようになる。そうしたら何を達成してもさらに評価されるようになるんだ」
「一部のレースはよくなかった。たとえばフランスだね。僕は8位でフィニッシュした。良いレースだったけれど、何か特別なものがあったわけではない。でも素晴らしいパフォーマンスだと見なされた。なぜなら僕がまた優れたレースをし始めたからだ。いいことだよ」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

