いよいよ2003シーズン最終戦、F1日本グランプリが開幕した。朝8時30分から行なわれたプライベートテストでは、F1初挑戦となる本山哲がジョーダンをドライブ。1分35秒044をマークし、11台中8番手につけた。

　トップタイムはルノーのアラン・マクニッシュ。最後にダメ押しのアタックに出たが、ヘアピン手前で盛大にエンジンブローし、コースサイドでセッションを終えた。2番手にフェルナンド・アロンソ、3番手にもヤルノ・トゥルーリと、好調ルノー勢がトップ3を占める。
　4番手にはジョーダンのジャンカルロ・フィジケラ。セッション終盤まではジャガー勢が4、5番手につけていたが、終盤のワンラップアタックで1分33秒497をたたき出して4番手に。5番手はジャガーのマーク・ウェバーだ、6番手にジョーダンのラルフ・ファーマン。
　終盤まで10、11番手に留まっていた本山は、最後にニュータイヤでのアタックで1分35秒044まで一気にタイムアップし8番手に。続けてもう1周のアタックに入ったが、コース上に他車が撒いたダートが出ていたこともあり、ここでアタックは中止となった。

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