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アルピーヌF1育成の周冠宇、第9戦オーストリアGPでFP1に出走へ。アロンソのマシンをドライブ
2021年6月30日
アルピーヌF1チームは、今週末に開催されるF1第9戦オーストリアGPのフリー走行1回目において、テストドライバーを務める周冠宇を起用することを発表した。アルピーヌの育成ドライバーでもある周がF1の公式セッションに出走するのは、これが初となる。
中国出身で現在22歳の周は、2016年から3年間ヨーロピアンF3選手権に出場し、2019年にルノー・スポール・アカデミーに加入した。同年よりFIA-F2に参戦するとルーキーながら表彰台を5回獲得する活躍を見せ、ベストルーキーを讃える『アントワーヌ・ユベール・アワード』を受賞した。
F2での2年目のシーズンを迎えた2020年は、ソチで行われた第10戦のスプリントレースでF2初優勝を飾り、ランキングは6位。2021年も引き続きF2に参戦しており、第3戦バクーを終えた段階でランキング首位に立っている。
中国人ドライバーがF1の公式セッションに参加するのは8年ぶりになる。フリー走行出走に向け、周は次のように語った。
「F1グランプリの週末にFP1でドライブすることは、夢が叶ったようなものだ。F1ドライバーになるという僕の究極の目標にまた一歩近づいた。とても特別な瞬間になるだろう。僕はできる限りの準備をしていて、チームが僕に課した目標や計画をすべて達成できるようにしている」
「F1において中国人ドライバーは多くなかったので、レースの週末にF1マシンのステアリングを握るなんて、とても誇らしい気持ちだ。フェルナンドのマシンを運転するのだから、よりいっそう特別なことだよ。というのも僕が子供の頃、彼は僕がレースのキャリアを志すきっかけを作ってくれたのだからね」
「これまでの自分の成果には非常に満足しているし、周囲のサポートにも感謝している。僕の目標はこのチャンスを最大限に活かすことだ。とても楽しみにしているよ」
またアルピーヌCEOのローラン・ロッシは、現行のF1マシンをドライブすることは、アカデミーに所属するドライバーとして重要なことだと述べた。
「周はテストドライバーとして、テストやシミュレーターのセッションに参加している。現行のマシンでフリー走行を走ることは、アカデミーの輝かしいスターのひとりである彼にとって、論理的かつ重要なステップだ」
「この経験は、F1のフルタイムシートという究極の目標に向かって彼が確実に前進していくうえで大いに役立つだろう」
(autosport web)
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5/30(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

