F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

アゼルバイジャンでのトラブルを受け、ピレリがF1オーストリアGPで新構造のリヤタイヤをテストへ

2021年6月30日

 F1にタイヤを独占供給するピレリは、今週末第9戦オーストリアGPが行われるレッドブルリンクで新スペックのリヤタイヤコンパウンドのテストを行うと発表した。


 このテストは、今月初旬に行われた第6戦アゼルバイジャンGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とランス・ストロール(アストンマーティン)が深刻なタイヤトラブルに見舞われたことを受けてのものだ。ふたりともC3タイヤを履いて走行していた際に左リヤタイヤがバーストし、レースをリタイアしている。

2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にタイヤトラブルが発生
2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)にタイヤトラブルが発生


 ピレリは、7月2日(金)のオーストリアGPのフリー走行において、新たなリヤのタイヤコンストラクションをテストすると述べた。タイヤの構造安定性のさらなる改善に向けた有効性を評価するという。


 各ドライバーは新タイヤを2セット提供され、2回のフリー走行セッションのいずれかで使用できる。テストが成功すれば、新スペックは第10戦イギリスGPから導入され、既存のスペックと入れ替えられるという。


 シルバーストンはタイヤ使用においてカレンダーのなかでも最も厳しいコースのひとつだ。C3コンパウンドは、シルバーストンではソフトタイヤとして選択される。


「この決定は、最近発行された技術指令書に加え、ピレリが規定した最新のスターティングパラメータにより下された」とピレリは声明のなかで説明した。


 またピレリは、FIA、F1および各チームとの合意によるこの取り組みは、「現状リアルタイムでの走行コンディションを監視することが不可能である事実を鑑みて」のことだと述べた。


「この件は標準のタイヤ空気圧監視システム(TPMS)センサーが、すべてのチームに導入される来年まで持ちこされるだろう」


 ピレリによると、新たなリヤのコンストラクションには、来シーズンに導入される最新の18インチF1タイヤに向けて開発された要素が組み込まれているという。


「この新構造により、ピレリは現在のマシンが生み出す極限状況においてさらに高いレベルの完全性を保証できるタイヤを提供する」

2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP ランス・ストロール(アストンマーティン)のタイヤがパンク
2021年F1第6戦アゼルバイジャンGP ランス・ストロール(アストンマーティン)のタイヤがパンク



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)




レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/22(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン331
2位ランド・ノリス279
3位シャルル・ルクレール245
4位オスカー・ピアストリ237
5位カルロス・サインツ190
6位ルイス・ハミルトン174
7位ジョージ・ラッセル155
8位セルジオ・ペレス144
9位フェルナンド・アロンソ62
10位ニコ・ヒュルケンベルグ24

チームランキング

※シンガポールGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム516
2位オラクル・レッドブル・レーシング475
3位スクーデリア・フェラーリ441
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム329
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム86
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム31
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd17 アゼルバイジャン&Rd18 シンガポールGP号