エクレストン、依然カナダGP復帰に尽力
2003年10月1日
全国規模のタバコ広告禁止法の施行が差し迫り、一度はF1カレンダーから姿を消したカナダGPが復活するかもしれない。
かつてタバコブランドのプレイヤーズから支援を受けていたカナダGP。各チームは、タバコ広告禁止のGPをもう1戦増やすことを望まず、毎年恒例となったモントリオールの一戦は反タバコ広告活動の餌食になったかに見えた。だがここにきて他の誰でもないF1総帥バーニー・エクレストンが、同レースがカレンダーに残れると信じていると公言する。
もうひとつの反タバコ広告法施行国であり、未だにエクレストンと事業契約の調印を交わしていないフランスがカナダと入れ替わるかもしれないという噂がある中、エクレストンはモントリオールのラ・プレス紙に対し、財政プランの目処さえ立てばカナダは2004年に復活できるかもしれないと語っている。
エクレストンとしては、カナダとケベックの両政府が反タバコ法の手綱を緩めることを願っているという。例えばベルギー政府がスパ−フランコルシャンを来季カレンダーに残すために、F1を反タバコ法の例外に認めたようにだ。さもなくば、各チームにタバコマネーに代わる資金を調達しなければならないという。
「カナダ政府は、もし法の改訂を拒むのなら、タバコ広告禁止によって各チームが失うスポンサーマネーを肩代わりして彼らが必要なだけの資金をそろえる他ない」とエクレストン。「だとすると3千万ドルは必要になるだろう」
毎年のカレンダーの案出に携わるエクレストンは、マニ−クールとモントリオールが入れ替わるという噂について言及はしなかったものの、ドライバーやチームはもちろん多くのファンに人気を博すカナダGPが復帰できるよう引き続き働きかけていきたいと話している。
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※サンパウロGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 393 |
2位 | ランド・ノリス | 331 |
3位 | シャルル・ルクレール | 307 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 262 |
5位 | カルロス・サインツ | 244 |
6位 | ジョージ・ラッセル | 192 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 190 |
8位 | セルジオ・ペレス | 151 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 31 |
※サンパウロGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 593 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 557 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 544 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 382 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 49 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
8位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 44 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 17 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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