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松田次生のF1目線:ここ2戦ミスが続いたメルセデス、今後どう対処するのかが中盤戦の見どころか

2021年6月15日

 フォーミュラ・ニッポンの元チャンピオンで、現在はスーパーGTでニスモのワークス車両でGT500を戦い、スーパーフォーミュラではチーム監督としてKCMGを率いる松田次生がF1について語る連載企画。今回は2021年第6戦アゼルバイジャンGPを振り返ります。

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 今回はドライバーズレースで、いろんな出来事があって面白かったですね。メルセデスは予選を見る限り、モナコ同様クルマが曲がっていませんでした。とくにセクター2はレッドブルと比べてもコンマ5秒以上離されていましたね。

 順当に行けばフェルスタッペンがポールポジションかなと思ったけど、赤旗が出て獲れなかった。でもフリー走行ではレースペースがすごく速かったので、決勝は来るだろうと思っていました。

 逆にフェラーリはフリー走行でレースペースがよくないのはわかっていました。セクター2はよく曲がっていそうな雰囲気はあったけど、ブレーキでリヤがナーバスなところもあって、ルクレールは安定した走りでポールポジションという感じではなかったですね。

 あと、アルファタウリはレッドブルの次くらいの雰囲気がありました。メルセデスはふたりともクルマがダメなりにがんばってはいたけど、赤旗がなければ、モナコのように沈んでいたかもしれないですね。クルマは高速コーナー重視なのでしょうね。

 角田君のクラッシュは、そこまでがんばる必要はあったのかなとは思いましたが、Q3まで行ったのは良かった。だいぶ成長しているのではないかと思います。Q2も4番手だったし。もっと経験積めば、ガスリーと同レベルまでいけると思います。

 決勝では、ハミルトンのイライラが無線で伝わって来ました(笑)。今まではぶっちぎりで勝てていたので、まわりが見えるくらい余裕があった。でも今はぎりぎり。僕も過去に経験がありますが、余裕で勝てていたところに追いつかれると、精神的な焦りが大きいんですよね。

 レッドブルの猛追のおかげで、メルセデスはここ2戦ミスが多い。こんなメルセデスはしばらく見ていないですよね。こうなると追われる方は冷静でいられなくなる。これから中盤戦にかけて、メルセデスがどう対処するのか見ものです。

 ストロールとフェルスタッペンのタイヤトラブルに関しては、デブリで片付けられないことだと思います。今のF1はホイールベースが長く、タイヤ1輪にかかる荷重も、僕らの想像以上のはず。ハードはアベレージをキープできるぶん負担が大きく、構造破壊につながる可能性もありますから。

 かといって全部ピレリのせいにして、「安全なタイヤを作れ」と言うだけでは収まりません。当然開発費はかかるわけですから、それはF1全体で考えていかなければならないテーマだと思います。

 それにしても赤旗後、残り2周でまさかレース再開するとは思いませんでした(笑)。それもスタンディングスタートで。ペレスは「マジか!?」って思ったでしょうね。案の定ミスしてましたが。

 ハミルトンが誤って押してしまったというボタンはどこにあるんでしょうかね。ハンドルの裏側という話も聞きましたが、あの黒いボタンなのかなあ。オンボード映像見ていると、たまに見えるんですよね。今度じっくり見てみようと思います。

(Tsugio Matsuda)

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