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レッドブル・ホンダ分析:苦手にしていたバクーで首位発進。パワーや回生エネルギーを改善した新骨格PUが大きく貢献
2021年6月5日
2021年F1第6戦アゼルバイジャンGPが行われるバクー市街地サーキットは、3つのセクターがそれぞれ異なる性格を持った特徴的なコースだ。セクター1が短いストレートを直角コーナーでつないだストップ&ゴー・セクション。セクター2は旧市街を走る低速セクション。そして、セクター3はほぼ直線だけという超高速セクションだ。
この3つのセクターで最も重要なのが、セクター3だ。それはターン16を立ち上がってからターン1までを全開で走るからだ。その距離は約2.2kmと、全長6.003kmの3分の1以上もある。したがって、この全開区間でのパワーが重要となる。
そのバクーで過去4回レースが行われ、そのうち3回をメルセデスが制していた。残る1回は2017年のダニエル・リカルド(当時レッドブル)だが、これはトップを走行していたルイス・ハミルトン(メルセデス)がセーフティカーラン中にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に追突され、その後、ヘッドレストが外れてしまうという不運に見舞われたことが大きく影響していた。
つまり、バクーはメルセデスが得意としていたサーキットで、逆にホンダにとっては苦手としていたコースだった。
しかし、今年のアゼルバイジャンGPで初日のフリー走行の1回目も2回目もトップタイムをマークしたのは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスだった。もちろん、まだ金曜日が終わったばかりで、初日トップ10圏外に沈んだメルセデスが土曜日以降に盛り返してくる可能性も十分考えられるが、レッドブル・ホンダが好調な滑り出しを披露したことは間違いない。
その要因のひとつは、ホンダが今年投入した新骨格のパワーユニットにあるだろう。この新骨格はエンジンがパワフルになっただけでなく、MGU-Hを利用した回生エネルギーが改善していることも大きく関係している。
アゼルバイジャンGP開幕前日に、ホンダF1の田辺豊治F1テクニカルディレクターに「2019年まで、このバクーはポールリカール、スパ・フランコルシャン、モンツァなどメルセデスが得意としていたサーキットのひとつで、逆にホンダが苦手にしていたサーキットだったと思うのですが、昨年まで課題にしていたサーキットの今年最初のレースを迎えるにあたって、このアゼルバイジャンGPはホンダさんにとって今年のタイトル占ううえで重要なグランプリになるという認識でよろしいのですか?」と尋ねると、田辺TDはこう回答した。
「バクーは電気的な観点から特徴的なサーキットなので、とにかく昨年までのデータと今年のデータを見てシミュレーションをかけていますが、金曜日に実際に走ってみて(改善が)どうなのかを見たい。さらに他のマニファクチャラーも進化をしてきているので、実際に走ってみて見極めたいと思います。ただ、おっしゃるように特徴的なサーキットということで、我々の競争力が見えてくるとは思います」
金曜日のフリー走行でホンダのパワーユニットはレッドブル・ホンダが1-2体制。アルファタウリの2台もトップ10に入った。ホンダがラストイヤーに投入した新骨格パワーユニットは、その性能面でメルセデスを上回ったといっていいだろう。


(Masahiro Owari)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 100 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 80 |
| 3位 | シャルル・ルクレール | 59 |
| 4位 | ランド・ノリス | 51 |
| 5位 | ルイス・ハミルトン | 51 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 43 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 26 |
| 8位 | オリバー・ベアマン | 17 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 16 |
| 10位 | リアム・ローソン | 10 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 180 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 110 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 94 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 30 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 23 |
| 6位 | TGRハースF1チーム | 18 |
| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 5 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
| 10位 | キャデラックF1チーム | 0 |


