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F1第4戦スペインGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2021年5月10日
2021年F1第4戦スペインGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)だ。
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=10位
複雑な気分なんだ。レースのなかでうまく挽回したと思うけれど、最初の2戦に比べると間違いなくペースが不足していたので、その点が残念だ。
グリッドでミスをした件については、自分に対して腹を立てている。そんなことでペナルティを受けることになって、レース中に苦労する羽目になった。いいバトルをいくつかできたし、何台かをオーバーテイクして10位に入ることができたけどね。
このマシンにポテンシャルがあるのは間違いない。でも1周のすべてのコーナーで一貫してうまく機能させるということが、まだできずにいる。これからモナコへの準備に取り組んでいくよ。チームは今後の数戦のなかで前進を図ることができるだろう。
(F1公式サイトに対してペナルティについて語り)僕はいつも、ほんの1ミリでも有利になるよう行動しているが、今回は判断を誤って、行き過ぎてしまった。こんなペナルティを受けるなんて、自分に腹が立つよ。ほんの少し行き過ぎたことで、大きなつけを払う結果になった。9位のオコンとの差は0.1秒ぐらいだった。つまり、5秒ペナルティを受けたことでポイントを失ったことになる。
■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=9位
厳しいレースだった。レース中、フェラーリやマクラーレンと同等の速さを出せなかったから、いくつかのことを見直さなければならない。良かったことは、昨年はここでポイントを獲得できなかったけれど、今年は2ポイント取れたことだ。
(5番手だった)予選を考えると理想的な結果ではないが、それを受け入れて次のレースに臨むよ。レースペースに関して取り組まなければならないね。いつものように、自分たち自身を改善するために話し合う必要がある。
モナコではどのような結果を出せるか見てみよう。あそこでまた走れるのは素晴らしいことだ。さらに上の結果を出そうというモチベーションとともにモナコに向かうよ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=8位
厳しいレースだった! 実際予想されていたことだけどね。ここはオーバーテイクがとても難しいから。それでも、僕たちはできる限りのことを達成できたと思う。記録上は望んでいるほど強力な結果ではないが、今日はそのことはそれほど重要ではないと思う。一日を通してまずまずのペースを出すことができてよかったと思う。
このトラックの特徴を考えれば、僕たちはできるだけのことをやったといえるだろう。それが8位という結果なのだし、ダブルポイントになったから、チームのためにも喜んでいる。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 決勝=7位
7位に満足することはできないよ。スタートの蹴り出しが悪く、ターン1を抜けたあたりで他のマシンに囲まれて行き場をなくし、いくつかポジションを落とした。でもその後は強力なペースで走れた。
今日のマシンバランスはとてもよかったし、タイヤもうまく機能させることができた。まだストレートスピードが少し不足していて、オーバーテイクに苦労する。それについては対策に取り組む必要があるね。僕自身は、細かい部分の修正のためにこれからも努力していく。今日はもっといいスタートを決めていれば、5位でフィニッシュできたはずなんだ。戦略はうまくいったし、チームのピットストップ作業も速かった。全員がいい仕事をして、選手権ポイントをたくさん稼いでスペインを発つことができる。自分たちが完璧でない部分を分析して、さらに改善を進めていこう。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位
良い週末だったよ。全体的にこれまでで最高の週末だと言える。今日はマシンから最大の力を引き出せたと感じているんだ。ずっと防御していたんだけどね!
スタートで何台か抜いたが、当然ながら彼らの方がわずかながら速かったと思う。そのため、必死に防御しなければならなかった。速いペースで走らなければならず、ずっとプッシュしていた。その結果、このマシンについてさらに学ぶことになったよ。
僕たちにはポイントを狙える競争力はあった。ただ、あと少し改善する必要がある。フェラーリは今日は僕たちより少し速かったし、もちろんレッドブルが速いことは分かっている。まだやるべきことがあるということだね。でも全体的にはスムーズでよくまとまった週末だった。
チームのピットストップ戦略は優れていたし、6位は今日の僕たちに可能な最高のリザルトだったと思うよ。
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 131 |
2位 | ランド・ノリス | 115 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 99 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 93 |
5位 | シャルル・ルクレール | 53 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 30 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 14 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 246 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 141 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 105 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 94 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 37 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 14 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 8 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 7 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

