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トヨタ“インディアナポリス”の雪辱戦へ

2003年9月24日

2003年F1世界選手権第15戦アメリカGPが今週末“インディアナポリス”で行われる。

パナソニック・トヨタ・レーシングは、先週、3ヶ所のサーキットで行われたテストに2チーム体制で参加。有意義な成果をあげて、大西洋を横断した。C・ダ.マッタは、スペインのバルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで2日間、O.パニスが、ホーム・サーキットの南仏ポール・リカールでの単独テストに参加。さらにリザーブ・ドライバーのR.ゾンタが、スペインのヘレス・サーキットでテストを行い、4日間の合計で328周を走破。それぞれのテストで、アメリカGPと最終戦となる日本GPに向け、新しい空力パーツとミシュランタイヤの評価、そして、日本GPに投入を予定している新しい仕様のエンジンテスト、また、長期的な開発プログラムなどを分担して行い、多くの手応えを得た。

トヨタは、今年の5月、“インディアナポリス”のオーバル・コースで行われた世界三大レースのひとつ、“インディ500”で日本メーカーとして初優勝を成し遂げ、偉大な足跡を残した。F1GPの行われる“インディアナポリス”のGPサーキットは、曲がりくねった低速のインフィールド・セクションと高速のオーバル・セクションが混在している。この異なる2つの特徴を持つサーキットでは、エンジニアとドライバーが最良なダウンフォース・レベルの妥協点を見つけ出さねばならない。バンク角がある最終コーナーからピット前へと続く約1kmは、シリーズ16戦の中でも最長のストレートとなる。


チーム代表 オベ・アンダーソン
「先週、バルセロナ、ヘレス、ポール・リカールの3ヶ所で行ったテストの成果が、今週末のアメリカGPで活かせることを期待している。今年トヨタは、初挑戦ながら “インディ500”で1−2フィニッシュを成し遂げたが、残念ながら、我々はまだ、今週末のアメリカGPで優勝争いに加われるまでには至ってはいない。しかし、予選トップ10入りを果たし、再びポイントの獲得を見据えている」

オリビエ・パニス #20
「インディアナポリス・モーター・スピードウェイは、世界で最も有名なモータースポーツ開催地のひとつ。レース期間中は、特別な雰囲気となる。このコースでは、高速の長いストレートと、低速の曲がりくねったインフィールド・セクションを最速で走り抜けるために、ダウンフォース・レベルに妥協点を見出すことが要求される。先週のテストで、いくつかの興味深いデータを得たので、再び、10番手以内で予選通過が出来ると確信している。そして、まず完走し、ハンガリーGPとイタリアGPの雪辱を晴らし、ポイントを獲得せねばならない」

クリスチアーノ・ダ・マッタ #21
「アメリカで、CARTを戦っていた当時も含め、かつてインディアナポリス・スピードウェイを走ったことがないだけに、とても興奮している。もちろん、何度もテレビでレースを見たことはあるが、金曜日のプラクティスが初めての“レースデビュー”となる。インディアナポリスのF1GPのコースは、長い直線と低速コーナーのコンビネーションなので、それほど難しくはないと思う。むしろ、コース図を見る限りでは、低速のインフィールド・セクションと同様に長い直線で性能を発揮できるセットアップを施すことが難しいと思う。しかし、何が起っても、とても楽しい週末になると確信している」

昨年、金曜日のプラクティスにおいて、2台の“トヨタTF102”は、84周を走り、12番手と14番手に付けた。予選では、25号車がアンダーステアに悩まされながらも16番手。24号車は、性能を発揮しきれずに19番手に終わった。決勝レースでも苦戦を強いられ、24号車が14位、25号車が15位に終わった。




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