新天地アストンマーティンF1で苦戦のベッテル。チーム代表は「セブならできる」と懸念せず
2021年3月31日
4度のF1世界チャンピオンであるアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、プレシーズンテストと開幕戦バーレーンGPにおいてチームメイトのランス・ストロールを下回った。
「まだ改善の余地がたくさんあると思っている。限界まで力を出せるようにマシンに慣れないといけないだけだ」とフリー走行の初日にベッテルは語った。
「今はまだ良かったり悪かったりするようだ。良かったと思ったら、別のコーナーでは離され過ぎたりする。だがそれは普通のことだ。明日はより安定した走りで、どの場所でも全力を出し切りたいと思っている」
しかしストロールはベッテルより速いままだった。アストンマーティンF1のチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、その理由のひとつとして、ストロールはこのチームで3度目のシーズンをスタートさせたところであり、マシンに精通しているからだと語った。その一方でベッテルは、過去6シーズンをフェラーリで過ごしている。
「今ベッテルがドライブしているマシンは、彼が以前ドライブしていたものとは特徴もパワートレインも、多くのことがまったく違っている」とサフナウアーは語った。
「彼はただマシンに満足していた。グリップを掴んでいたし、予選ではイエローフラッグが出たときにセットアップの変更を行った」
「まだ日が浅い。彼は冬のテストでそれほど多くのラップを走っていない。たった3日間しかなかったし、その日数をランスと分け合わなければならなかった。そして彼は多くのトラブルを抱えているようだった」
ストロールはプレシーズンテストで187周を走行し、1分30秒460という総合12番手のタイムを出した。ベッテルは117周を走行し、ベストタイムは総合21番手の1分33秒742だった。
「我々はセブならできると確信している」とサフナウアーは述べた。
「彼は(レースを)最後尾からスタートしたが、追い上げた。しかし、我々はハードタイヤで苦労することになった。彼は早くにハードを履いてしまったのだ。その問題について理解しなければならない」
ベッテルはユーモアのセンスを失ってはいない。アストンマーティンとフェラーリの違いを聞かれたときに彼はこう答えた。「レッドブルに近いかな、もちろん朝食にはショートエスプレッソではなく豆が出る。ピザがなくてベイクドビーンズを食べることがおそらく最大の違いかな!」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 186 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 137 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
5位 | シャルル・ルクレール | 94 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 71 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 48 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | アイザック・ハジャー | 21 |
10位 | エステバン・オコン | 20 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 362 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 165 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 159 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 144 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 54 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 26 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 16 |
9位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 16 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

