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アストンマーティン、61年ぶりのF1復帰を記念してヴァンテージの『F1エディション』を生産

2021年3月25日

 アストンマーティンは、61年ぶりにF1へ復帰することを記念して、同社のスポーツカー『Vantage(ヴァンテージ)』の『F1エディション』を生産をすることを発表した。


 2021年シーズンより再びF1を戦うことになったアストンマーティンは、『アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワン・チーム』としてランス・ストロールと4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルを起用し、3月26日(金)からバーレーンで始まるシーズンに挑む。また今年は、F1のセーフティカーにヴァンテージ、メディカルカーにはアストンマーティン初のSUV『DBX』が使用される。

F1、2021年シーズンよりアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカーを使用。メルセデスも継続
2021年シーズンより導入されるアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカー


 セーフティカーには、アストンマーティンのCEOであるトビアス・ムアース氏の『F1のサーキットて?セーフティカーとして役割を果たすことか?て?きるよう、オンロート?性能を損なうことなく、ハ?フォーマンスを大幅に強化してラッフ?タイムを短縮する』という意向が直接反映されている。そこで得られたフィードバックをもとにパフォーマンスとダイナミズムを極限まで追求した結果、F1エディションはセーフティカーのレプリカモデルとしてスポーティなヴァンテージに仕上がった。


 F1エディションの生産にあたり、ハ?ワートレイン、シャシー、エアロタ?イナミクスなど様々なエリアを改良し、ハ?フォーマンスの徹底的な強化か?図られた。4.0リッター・ツインターホ?V8エンシ?ンの最高出力は25PS増加して535PSに到達し、最大トルクは685Nmと変わらないものの、8速オートマチック・トランスミッションと組み合わせることによりシフトアッフ?時のトルク損失か?最適化され、シフト時間も短縮し、タ?イレクト感と正確性か?向上している。特にサーキット走行でも役立つようだ。


 シャシー面ではサスペンションとステアリングに焦点を当てた。アンタ?ーホ?テ?ィに細かい修正を加えてフロント構造の剛性を高め、ステアリングフィールとレスホ?ンスが向上。路面からのフィードバックが明確になり、ドライバーはより詳細な状況を把握することが可能になる。ダンパーの内部にも改良を施し、リヤのスフ?リンク?レートと横方向の剛性を強化したことでトラクションか?高まった。

アストンマーティン、ヴァンテージの『F1エディション』生産を発表
アストンマーティンの『ヴァンテージ』F1エディション(リヤ)


 空力に関してはフロントスフ?リッター、フロント・タ?イフ?フ?レーン、アンタ?ーホ?テ?ィ・ターニンク?ヘ?ーン、リヤウイングが変更された。またフロントとリヤのダウンフォースを強化するよう設計され、最高速度では通常のヴァンテージよりも200kgも多いダウンフォースが生み出されるという。ラップタイムも短縮している。


 標準装備されるホイールは従来の20インチから21インチへと拡大されたが、これはF1エディションのためにピレリと協力して特別に開発したものだ。


 F1エディションのカラーは、セーフティカーや2021年型F1マシン『AMR21』にも使用されているアストンマーティン・レーシング・グリーンのほか、ジェットブラックとルナホワイトが用意される。クーぺとロードスターの2バージョンが生産されるF1エディションは、2021年の第4四半期より納車開始となる。

アストンマーティン、ヴァンテージの『F1エディション』生産を発表
アストンマーティンの『ヴァンテージ』F1エディション(サイド)

アストンマーティン、ヴァンテージの『F1エディション』生産を発表
アストンマーティンの『ヴァンテージ』F1エディション

アストンマーティン、ヴァンテージの『F1エディション』生産を発表
F1エディションのヴァンテージのインテリア。シートのストライプはライムグリーン、オブシディアン・ブラック、ウルフ・グレー、スパイシー・レッドから選択可能

F1エディションのヴァンテージのインテリア。シートにはライムグリーンのストライプが入っている
F1エディションには、アストンマーティンのロゴとF1のロゴが入っている

アストンマーティン、ヴァンテージの『F1エディション』生産を発表
アストンマーティンの『ヴァンテージ』F1エディション。カラーはルナホワイト、ジェットブラック、アストンマーティン・レーシング・グリーンの3色展開



(autosport web)


レース

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フリー走行2回目 結果 / レポート
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4/20(日) 決勝 26:00〜


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9位エステバン・オコン14
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6位ウイリアムズ・レーシング19
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