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ウイリアムズF1のアドバイザーに就任したバトン「チームは復活のため変革を遂げようとしている」
2021年1月29日
ウイリアムズF1チームのシニアアドバイザーに就任したジェンソン・バトンは、チームの新オーナーは変革を恐れてはおらず、“素晴らしい案”を持っているとして、現在コンストラクターズ選手権で最下位のウイリアムズだが、向上に向けて楽観的な雰囲気が広がっていると明かした。
2020年夏、ウイリアムズ家はF1史上3番目に成功したチームの所有権を、アメリカの投資会社であるドリルトン・キャピタルに譲り渡した。
その後、ドリルトンはサイモン・ロバーツをチーム代表に任命。マクラーレンの元CEOであり、フォルクスワーゲンのモータースポーツ部門のトップを務めていたヨースト・カピートをチームのCEOに据えることも決定した。
1月22日に古巣ウイリアムズとのシニアアドバイザー契約が発表されたバトンは、ウイリアムズを率いる人々には、ポジションを上げていくための専門知識と原動力があると語った。
「彼らは変革を恐れていない」と2009年のF1王者であるバトンは『Sky Sports F1』に語った。
「F1においては、どのチームにも、自分たちの働き方や取り組み方がある。彼らはそうした部分を変えようとしているのだと思う。F1を少しばかり変えようとしているんだ」
「チームを運営している人たちはとても経験が豊富で、素晴らしいアイデアがある。チームの中は良い雰囲気になっている」
「何度もタイトルを獲得してきたチームだ。もちろん物事は時間とともに変わっていくものだし、人は訪れては去っていく。けれどもチームの核となる部分は、今もここにある」
バトンは、ウイリアムズ全体に自信が満ち溢れていると感じている。
「新たなかたちの楽観的な見方や、将来に向けての前向きな変化がたくさんある。物事はひと晩では変わらないけれど、今のところは正しい道筋をたどっているよ」
「グローブ(ファクトリー)に行って、ドライバーやスタッフたちと共に過ごすのが待ち遠しい。グランプリの週末に合流する時には、現場でも仕事に取り組むつもりだ」
バトンは、ウイリアムズのドライバーであるジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィに加えてチームの若手ドライバーたちの指導にも関与する。またバトンは、新たな仕事の一環として、ウイリアムズの昔のF1マシンのステアリングを握る可能性もあるということだ。
「僕は今のドライバーたちだけでなく、アカデミーのドライバーとも仕事にあたっていく」とバトンは言う。
「現在のマシンで走る機会があるかといえば、それはおそらくノーだ。でも、昔のマシンに乗る機会ならあるだろうね」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
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