F速

  • 会員登録
  • ログイン

フェラーリF1代表、シューマッハーはデビューイヤーに苦戦と予想も「2年目の進歩に今から期待」

2020年12月23日

 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、2021年にハースからF1に昇格するミック・シューマッハーについて、デビューシーズンには苦労するものの、2年目に大きく進歩すると予想している。


 7度のF1世界チャンピオンで偉大なフェラーリドライバーだったミハエル・シューマッハーの息子ミックは、2020年のFIA-F2選手権でタイトルを獲得、2021年3月の開幕戦オーストラリアGPでハースのマシンに乗り、F1デビューを果たすことが決まった。


 ハースは2019年、2020年と苦戦し、2年連続でF1コンストラクターズ選手権9位でシーズンを終えた。最高とはいえないマシンで、シューマッハーは序盤は苦戦を強いられる可能性がある。


 さらに、シューマッハーは時間をかけて学んでいくドライバーであるとビノットは指摘、参戦2年目に優れたパフォーマンスを発揮することに期待している。


「彼は序盤は非常に苦労すると思う」ビノットはフェラーリのオンラインメディアイベントにおいて語った。


「F2とF3時代の彼を見ると、通常は1年目ではなく2年目に最高のパフォーマンスを見せている」


「ミックは、最初のシーズンにたくさんのことを学び、2年目のシーズン後半に強さを発揮する。自分を成長させる方法として、そういうやり方をとっているのだ。だからこそ私は、彼にとって最初の2シーズンは重要であると考える」


「1年目とくらべて2年目には進歩がみられると、今から期待している」

2020年F1第17戦アブダビGP ミック・シューマッハー(ハース)

 ミックが将来フェラーリに加入すると考える者は多い。だが、シューマッハー家とフェラーリのつながりが復活するには、ミックが自身の野心に見合う速さを持っていることを証明する必要がある。


「彼には、F1の環境において、予選と決勝の両方でどれだけの速さを持っているかを証明してもらいたい」とビニットは言う。


「レースペースが強力だということ、上位で完走し、一貫した結果を残せるということを彼が証明するのを、心から期待している」


 フェラーリでシャシー・エンジニアリング責任者を務めたシモーネ・レスタが、2021年1月1日にハースに移籍することが明らかになっているが、ビノットによると、F1で定められた予算制限を遵守するという目的もあって、さらに数人がフェラーリからハースへと移る予定だという。


「他にも技術担当者数名が移籍する予定だ。予算制限のために必須となる我々の組織縮小のためでもあるが、我々のカスタマーおよびパートナーチームを強化するためでもある」とビノットは語った。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

5/23(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 24:00〜25:00
5/24(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
5/25(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ146
2位ランド・ノリス133
3位マックス・フェルスタッペン124
4位ジョージ・ラッセル99
5位シャルル・ルクレール61
6位ルイス・ハミルトン53
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン40
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム279
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム147
3位オラクル・レッドブル・レーシング131
4位スクーデリア・フェラーリHP114
5位ウイリアムズ・レーシング51
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム10
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号