【気になる一言】メルセデスF1代表、スタート練習について「正しい位置が明記されていない」とペナルティに不服
2020年9月29日
2020年F1第10戦ロシアGPでバルテリ・ボッタスが優勝し、ロシアGPが開始された2014年から同一グランプリ7連勝を飾ったメルセデスだが、レース後のトト・ウォルフ代表に笑顔はなかった。それは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンに、ふたつのペナルティが科せられたことに納得できなかったからだ。
「私はロン(・メドウ/メルセデス・スポーティングディレクター)とレース審議委員会へ行った。彼らはレースディレクターズノートとスポーティングレギュレーションに違反していると説明したが、そこには正しい位置が明記されていない」
「レースディレクターズノートには、私の記憶が十分に正しければ、ピットレーンの信号を越えた後の右側のエリアでのみ練習できるとしか、書かれていない。ルイスがスタート練習した場所もまたピットレーンの信号を越えた後の右側のエリアだった。そして、レコノサンスラップでの一定ではない走行に関しても議論の余地がある。したがって、我々は下された2つの裁定に対して、同意はしていない」
またウォルフはひとつにつき、5秒のペナルティに対しても「とてつもないもの」と憤慨する。
「そこでスタート練習したことで、本番のスタートでアドバンテージを得たという者もいるが、あの場所は滑りやすく、コース上のスタート位置よりもグリップが少ないのでアドバンテージになったとは思っていない。物事は必ずしも白黒ではなく、解釈の余地があると思う」
「さらに物事には『常識』というものがある。したがって、我々は今回の裁定に対しては到底、納得はしていないが、レーススチュワードの仕事は尊重する」
そして今回、このような事態を引き起こした原因はドライバーにあるのか、チーム側にあるのかと問われたウォルフは、それは論じるべき話題ではないと回答を拒絶した。
「ミスはチーム全員で負うというのが我々のフィロソフィだ。ドライバーだけの責任ではないし、チーム側だけの問題でもない。だから、犯人探しはこれまでもやって来なかったように、今回もしない」
そして、最後にボッタスの優勝を次のように称賛した。
「いずれにしても、今日のバルテリは優勝に値する走りだった」
そう言うと、ウォルフの顔にようやく笑顔が戻った。
(Masahiro Owari)
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| 4位 | ルイス・ハミルトン | 41 |
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| 9位 | マックス・フェルスタッペン | 12 |
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| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 16 |
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| 7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 14 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 2 |
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