MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM関連記事
「マシンのなかは本当に暑かった」ボッタス、F1スペインGPで体重3kg減。黒いスーツ&マシンが熱を吸収か
2020年8月18日
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1第6戦スペインGPで3キロも体重が減少したのは、熱を持ってしまうメルセデスの黒のレーシグスーツが原因の一端だったと語った。
日曜日のレースは焼けつくような暑いコンディションのなか行われた。66周のレースでリタイアしたのはフェラーリのシャルル・ルクレールのみで、特にタイヤの問題もなかったが、バルセロナでのラウンドは身体的に負担となるものだった。
レース序盤、ボッタスは無線で暑さについて不満をもらし、「この黒いレーシングスーツは暑すぎる」とコメントした。
2020年シーズンが始まる前にメルセデスは多様性への取り組みの反映として、マシン、レーシングスーツ、チームキットの色を変更した。しかしこの変更によって、メルセデスの2020年型マシン『W11』のコクピット内の温度が上昇したようだ。
「マシンのなかは本当に暑かったよ」とボッタスは3位でフィニッシュした日曜日のレース後に語った。
「今年は例年よりマシンのなかが暑いんだ。僕たちがレーシングスーツの色を変えなければならないのは明らかだった。それに黒は熱を吸収することで知られている。直射日光が当たる場合は特にね」
「黒と白では温度の点で実際にどれくらい違いがあるのか、数値や事実に関しては分からないが、本当にマシンのなかは暑いんだ。加えて今年からレーシングスーツに新たな認可が下りた。そのせいでさらに分厚くなったし、下着も厚くなっている。それがどのくらい影響しているかはわからないけどね」
ボッタスは、体温の上昇は最終的にドライバーのパフォーマンスに影響すると語っている。
「本当に暑かったから、こう言ったよ。『みんな、このレーシングスーツはあまりにも暑すぎるよ』とね。温度の観点から見たら確実に白の方が涼しいだろう。今日なんてレース中に3kgも体重が減った。これはかなりの量だよ」
「そしてこのことはパフォーマンスにも影響してくるだろう。僕はすべてのドライバーのなかでも一番ではないとしても、身体が仕上がっているドライバーのひとりだ。だから大丈夫だけど、決して快適とは言えないし、常に改良できることはあると思う」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
関連ニュース

1位 | オスカー・ピアストリ | 336 |
2位 | ランド・ノリス | 314 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 273 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 237 |
5位 | シャルル・ルクレール | 173 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 125 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 88 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 70 |
9位 | アイザック・ハジャー | 39 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 650 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 325 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 298 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 290 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 102 |
6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 72 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 68 |
8位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 55 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 46 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 20 |

第19戦 | アメリカGP | 10/19 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/26 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/9 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/22 |
第23戦 | カタールGP | 11/30 |

