新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の医療現場の最前線で働くイギリスのNHS（国民保険サービス）のチャリティ『NHS Charities COVID-19 Urgent Appeal』を支援するため、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、世界屈指のオークションハウス『Bonhams』が主催するオークションにレーシングスーツを出品した。

　イギリスの病院では、これまで新型コロナウイルスが原因で1万5000人が亡くなったことが確認されている。パンデミックの状況下で大きな貢献をしているNHSのスタッフについても、27名が新型コロナウイルスで倒れたという。

　3週間にわたって開催されるこのオークションでは、セレブやアーティストらが出品を行っている。オークションの売り上げはNHSのスタッフや、新型コロナウイルス感染症の患者を支援するボランティアの健康と福祉をサポートするためなどに使われる。

　またBonhamsは、すべての請求を放棄するとしており、オークションの収益の100％が直接このチャリティに送られることになる。

　ハミルトンのレーシングスーツは、2019年のモナコGP、オーストリアGP、イギリスGPのフリー走行で実際に着用されたものだ。ボッタスのスーツは、アゼルバイジャンGP、モナコGP、フランスGP、イギリスGPのフリー走行で着用したものとなっている。

　それぞれのレーシングスーツのオークションは、以下のURLから。
・ルイス・ハミルトンのレーシングスーツ→こちら（https://www.bonhams.com/auctions/26418/lot/33/?category=list&length=96&page=1）から
・バルテリ・ボッタスのレーシングスーツ→こちら（https://www.bonhams.com/auctions/26418/lot/34/?category=list&length=96&page=1）から

この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています