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大幅な収益減を予想するF1、コスト削減策として2022年用風洞作業の凍結を検討

2020年3月25日

 F1は、コストを圧縮する手段のひとつとして、2022年型マシンの開発に関して風洞の使用を2021年2月まで禁止する見通しであると伝えられている。


 世界的なコロナウイルス危機は、2020年F1において大きな障害となっている。現時点でシーズンの序盤8戦は中止か延期が決定、延期扱いの一部は日程変更によって開催される可能性があるものの、チームは多額の収益を奪われる見込みだ。


 F1は2021年に大規模な規則変更を行う予定だった。しかしチームが資金不足により苦境に陥ることを防ぐため、F1上層部とFIAは新規則導入を1年先送りにすることにし、チームは現状の2020年型シャシーを2021年も使用することで合意した。この措置により今年の設計開発コストを削減できることが期待されている。


 2021年に2020年型シャシーを使用することで合意したと発表した際に、FIAの声明には「さらなるコンポーネントの凍結の可能性が今後議論される予定だ」と記されていた。


 ドイツの『Auto Motor und Sport』(AMUS)の報道によると、パワーユニット、ギヤボックス、ホイールハブおよび様々なサスペンション部品、ラジエターと冷却系の部品、また特定の空力領域の部品の凍結が決定されているという。


 さらにAMUSは、F1は並行開発によるコストを避けるために、今年の残りの期間に2022年型デザインに関連する風洞作業を一時的に禁止する予定であるとも報じている。


 また、2021年の予算制限を1億7500万ドル(約194億円)から引き下げることを、F1とFIAが望んでいるともいわれる。その措置が、経済力の乏しいチームが生き残る助けになる可能性がある。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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