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F1ボス「1チームでも入国拒否された場合、グランプリは実施しない」新型肺炎流行で規制敷くベトナムと交渉中

2020年3月5日

 F1のモータースポーツ担当マネージングディレクター、ロス・ブラウンが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1チームでも参戦がかなわない場合、そのグランプリは開催しないと語った。


 新型肺炎流行がF1序盤3戦オーストラリア、バーレーン、ベトナムに影響するのではないかという懸念が広がっている。渡航者の入国を制限する国が増えるなか、感染者が増え続けているイタリアは現在警戒の対象となっており、イタリアに本拠を構えるフェラーリやアルファタウリなどのスタッフが無事に開催国に入国できるのか心配する声が高まっている。


 ベトナムはイタリア等からの渡航者に対して入国規制を行っている。バーレーンも同様の制限を設けているが、F1開催のため特例的な措置をとるべく動いている。


 ブラウンは今週行われたスポンサー関係のイベントにおいてこの話題に触れ、入国を拒否されて参戦できないチームがひとつでも出た場合、公平性を考えてそのグランプリの開催は見送ると語った。


「ある国に入国を許されないチームがひとつでもあった場合、レースをすることはできない」とブラウンはReutersに対して語った。


「(そのまま開催するのは)不公平であり、それではF1世界選手権のレースとはいえない」


「もちろん、チーム自身がレースに行かないという選択をするのは彼らの自由だ。だがレースに出ようとして、国の決定によってそれを阻まれるなら、公平な競争を行うのは困難だ」

F1ベトナムGPが開催されるハノイ・サーキットのコース図

 ブラウンは、ベトナムの保健当局との間で、グランプリを適切な形で開催するための手段について話し合いを行っていると語った。そのなかで、チームに入国するスタッフの数を減らすことを依頼しているという。


「彼ら(ベトナム側)はレースを開催したい。一方で、国民を守る義務がある」


「そのため皆が満足できるような解決法を探っている。状況は日々変化している。深刻な状況であり、それを軽視するつもりはない。だが、何とかレースを開催したい。責任ある形で開催しなければならない」


「パドックの人数を最小限に抑えることを考えている。チームに対し、レースに必要な最低限の人数のみを派遣するよう頼んでいる」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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