F速

  • 会員登録
  • ログイン

レーシングポイントF1ボス、“ピンクのメルセデス”と批判するライバルに反発「自分自身のパフォーマンスに不満なだけ」

2020年3月3日

 レーシングポイントF1チームのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは、2020年型マシンのデザインは「完全に合法」であり、ライバルたちがRP20を批判するのは間違ったことであると主張した。


 RP20はプレシーズンテストにおいて大きな注目を集めた。レーシングポイントは、メルセデスがタイトルを獲得した2019年型マシンW10の空力フィロソフィーを模倣、そのRP20はW10の単なるレプリカであるとライバルの数チームは考えている。


 プレシーズンテストにおけるレーシングポイントの印象的なパフォーマンスは、議論をさらに白熱させることとなった。しかしグリーンは、メルセデスのW10にインスピレーションを受けて、デザイン哲学をなぞった点について、やましい点は何もないと語った。


「彼らが何に対して不満を言っているのか分からない」とグリーンは『Crash.net』に述べている。


「我々のしたことは完全に合法だ。我々は、ルールとして記載されていることに従ってレースをする。それがこの競技の考え方なんだ。一式のルールを与えられて、それに従ってできる限り速く走る。それが我々のしていることだ」


「我々が行く道を、我々の知る由もない理由で他のチームが避けたとしても、それは彼らの判断なのだ」


「我々とまったく同じことをする機会は彼らにもあった。しかし彼らはそうしないことを選んだ。その理由を私は知らない」

2020年第2回F1プレシーズンテスト1日目:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
2020年第2回F1プレシーズンテスト1日目:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 レーシングポイントはメルセデスのパワーユニットを搭載、その他にも規則の範囲内でメルセデスのパーツをいくつか使用している。


「これは我々が長い間にわたってやりたいと思ってきたことだが、予算がなかった。我々にとっては、100パーセント自然なアプローチだ」とグリーンはプレシーズンテストが行われたバルセロナにおいてコメントした。


「人々が我々のことを話していたり、不満を漏らしていることは、私にとっては励みになる出来事だ。我々が本当に良いことをしていることの証だからね。だから満足している」


「もし最下位に沈んでいたなら、我々がしていることについて誰も話題にしないだろう」


 グリーンは、批判的な発言をするライバルチームは「自分たちが目指していたようないい仕事ができなかった」ためにレーシングポイントを攻撃するのだと語った。


「彼らの苛立ちは自分たち自身に対するものに思える。自分たちはあまりいい仕事ができなかったという感じなのだろう」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


レース

5/23(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
5/24(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/25(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ146
2位ランド・ノリス133
3位マックス・フェルスタッペン124
4位ジョージ・ラッセル99
5位シャルル・ルクレール61
6位ルイス・ハミルトン53
7位アンドレア・キミ・アントネッリ48
8位アレクサンダー・アルボン40
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※エミリア・ロマーニャGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム279
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム147
3位オラクル・レッドブル・レーシング131
4位スクーデリア・フェラーリHP114
5位ウイリアムズ・レーシング51
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム10
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
第11戦オーストリアGP 6/29
第12戦イギリスGP 7/6
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号