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ハースF1、かつてマシンを批判したレーシングポイントは「我々と同じことをしている」と主張

2020年2月21日

 ハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、レーシングポイントの2020年型マシン『RP20』が2019年のメルセデスのマシン『W10』に酷似していることについて、レーシングポイントはハースのやっていることと同じことをしていると語った。


 レーシングポイントのチーム代表であるオットマー・サフナウアーは、2018年にハースを最も声高に批判したうちのひとりであり、当時多くの人々が単なるフェラーリのクローンだと見なしていたマシンをハースが使用したとして非難していた。


 しかし2020年のレーシングポイントは、ハースと同様のアプローチを採用した。テクニカルディレクターのアンディ・グリーンは、2020年型マシン『RP20』の空力コンセプトとフロントとリヤのサスペンションの設計に関して、メルセデスからヒントを得たのだ。


 シュタイナーはW10そっくりのレーシングポイントのマシンについて、「ときには口を開く前に考えるべきだと言っておこう。なぜならいつかは自分の番になり、そうなると(それに)反対することはできなくなるからだ」と言及した。


「誰もが知っているように、彼らは数年前にかなりの不満を訴えていたが、それが今1周して自分たちに戻ってきたのだ。それも彼ら次第だ。私はまったく気にしていない」


 実際にシュタイナーは、レーシングポイントの首尾一貫した設計アプローチに驚かされてはおらず、ためらうことなく合法であると受け入れている。


「こう言っておこう。彼らはマシンに多くのメルセデスのパーツを使っているが、そうしておいて彼らはレッドブルを真似ようとはしないだろう。それは我々とて同じだ」


「我々は多くのパーツをフェラーリから買っている。そうしたら、どのマシンを手本にするだろうか? それはフェラーリだろう。もしトロロッソ(アルファタウリ)やレッドブルをコピーするなら、そこにない物を発明しようとしていることになるのだから、我々は随分愚かだということになる」


「だから、彼らは我々がやっていることをしているだけだと思う。それを最大限活用して、そのモデルを使おうとしているだけだ」



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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