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燃料流量違反への監視を強化するFIA、2021年に向けF1標準メーターサプライヤーを募集

2020年2月10日

 FIAは2021年に向けて、燃料流量計の単一サプライヤーを選択するための入札プロセスを開始した。


 2019年にはフェラーリがエンジンの燃料流量に関して違反を犯しているという疑惑が生じ、FIAは規則の明確化のために何度か技術指令書を発行した。


 コストを削減すると同時に燃料流量への監視をより容易にする目的で、FIAはパワーユニット(PU/エンジン)マニュファクチャラーに対し、標準燃料流量計の使用を義務付けることを決めた。


 入札に参加する意思がある者は、3月15日までに申し出を行う必要がある。契約期間は2021年から2023年であり、その後FIAが2024年あるいは2025年まで契約を延長する可能性がある。


 2021年F1技術規則第5.11.3条には、標準燃料流量計について以下のように記されている。

2021年F1マシン予想図
2021年F1マシン予想図

「すべての車両が燃料タンク内に単一の燃料流量計を備える必要がある。これは、FIA世界モータースポーツ評議会から指名された単一サプライヤーが、FIAが決定した仕様で製造したものとなる」


「このセンサーはFIA技術部門によって指定された形でのみ使用される。さらに、パワーユニットに送られるすべての燃料は、承認を受けたこのセンサーを通過しなければならず、第5.11.2条に記載される燃料噴射装置により燃焼室に送られなければならない」


「FIAは2019年に燃料流量測定に関する取り締まりを改善するための技術指令書(TD/042-19)を発行、2020年シーズンにふたつめの燃料流量計を装着することを義務付けた」


「これにより車両には同時にふたつのセンサーが取り付けられる。これは2021年以降も維持される可能性が高いが、FIAが独自の裁量で検討する可能性がある」


 燃料流量計の費用については、「走行時間100時間の保証付きで5000ポンド(約70万円)を超えてはならない。走行時間100時間追加のサービスコストは500ポンド(約7万円)を超えてはならない。燃料流量計の寿命は、いかなる状況においても400時間以上なければならない」と定められている。



この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)


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