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リカルド「F1引退後はモータースポーツ以外の世界で活躍したい」
2020年1月9日
2011年からF1でレースをしているダニエル・リカルドは、2019年と2020年の2年契約を結び、ルノーに移籍した。リカルドは2021年もルノーからF1に参戦したいと語っているが、F1引退後の生活についてもすでに考えていることを認めている。
リカルドとルノーはまだ契約更新についての話し合いを行っていないという。
「来年以降のことについては何も約束していない」とリカルドはオーストラリアの『Sunday Times』に語った。
「別に個人的なことではなく、まだ2021年以降のことについて話し合いをしていないというだけのことだ」
「まだ時期が早いしね。2020年がうまくいって、チームに残ることになるのが、最も簡単で満足のいく筋書きだ。そうなることを願うよ」
ルノーは2018年はコンストラクターズ選手権4位だったが、2019年には5位に順位を落とした。チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2020年のマシンは改善されると確信している。それが現実になれば、リカルドにチームに残ることを納得させる材料になるのは明らかだろう。
■「すべてを出し尽くした後はレースの世界から離れる」とリカルド
ルノーが2020年に向けて契約を結んでいるエステバン・オコンはまだ23歳であり、長期にわたってルノーとともに歩んでいく可能性がある。リカルドは今年の7月1日で31歳になり、これから多くのシーズンを戦うことが可能ではあるが、F1から退いた後のことについてもすでに考えているようだ。
リカルドはF1から引退したら、その後はレースに関与し続けるつもりはないという。
「いったんレースで全力を出し尽くしたら、あとは離れていたいと思う」とリカルドは語った。
「僕は常に他のことにも興味を持っているんだ。レースを愛しているけれど、他のスポーツもやりながら育った。レースですべてをやり尽くした後は、そこから離れるのがいいだろう。なぜなら『素晴らしかった。僕の人生のこの部分は終わりだ』と、その章を終えることができる。どうなっていくか様子を見ていこう」
「それがファッションであれ音楽であれ、僕が違うことに興味を持っていることは間違いない。どうなるかは分からないけれどね」
「自分が人生を通してずっとF1に縛られるとは思っていないんだ。F1は人生全体において情熱の対象であることは確かだけれど、(F1引退後は)クルマでレースをすること以外のことで成功したいと思う」
(grandprix.com/autosport web)
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